表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

エピローグ

「私と一緒にニセモノを探してくれないか?」


高校2年生になって1週間が経つ日、よく見知った通学路で物陰から姿を現した少女はそう言う。

見知った顔、生徒会長。

彼女はそういうと唐突に手を差し出す。

今まで1度も接点などない、何を言っているかも分からない。

人違いしているのだろうか?

「えーっと、人違いですか?探し物?この近くでなにか無くしたとか?」

「人違いなどではない、私は君に話に来たんだ、2年4組齋藤青葉くん。これは君にしか頼めないお願いだ。」

容姿端麗成績優秀、悪い噂なんて聞いた事がなくその上実家はお金持ちと聞いた、そんなお方に話しかけられたら誰だって萎縮するものだ。

しかも言っていることがよく分からないときた。

この場を逃げたい気持ちでいっぱいになり、咄嗟に家に向かって走り出す。

まるで不審者にでも出くわしたかのように慌てて自宅に入り鍵を閉める。

(今のは一体なんだったんだ。)


これは夢だ。

そう思うことにした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ