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最強と言われてたのに蓋を開けたら超難度不遇職  作者: 鎌霧
1章

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24話 睡眠と食事は大事

 ようやく木炭と硫黄が揃った。

 とりあえずこれで東エリア2には用が無くなったのでエルスタンにまた戻る事になる。街のクエストは色々あるので狙いの家畜系があればいいのだが、無かったら先に進むか情報クランを初めて使うしかない。硝石の情報は私が調べる限り何にもないので発見されていないか、情報が秘匿されているかのどちらかになる。


 とりあえず一区切りついたしここでHMDを外してログアウト。

 サービス開始から丸一日、リアルタイムで24時間たっている。ゲーム時間では1/5の12時。現時刻朝の9時。

 ベッドから降りて毎回のログアウト恒例になっているぐいーっと伸びをし、軽くストレッチしながら朝ごはんを用意する。まあ冷凍飯をチンしてインスタントの味噌汁と缶詰を開けるだけなのだが。

 そういえば今日はゴミの日だし、食べたら出しにいかねば。


「サービス開始1日でどんだけ進行してんのかしら……まあもうトップに行く気も失せたから傍観モードだけど」


 いくら一人だからって食事中にタブレットやらスマホやらを見るほど行儀が悪くはない。

 そんなわけでしっかり冷食を食べた後はゴミを投げにいって、戻ってくる。


「流石に仮眠いれたりしたけどぶっ続けでやると疲れるし、リアルも充実させないとゲームは楽しくないもんねぇ」


 トイレやら軽いシャワーを済ませ、洗濯機を回して洗濯物を片付けて部屋干し。家事もやらないといけないのは生きていくうえでしょうがないね。

 そんな事を済ませてあれやこれやで12時近くなる。これだけでゲーム内では12時間経つわけだが、イベントがあるわけでもなく、何か急な用事もあるわけではないので、ついでに軽い昼寝も済ませよう。廃人プレイとかトッププレイヤーになるとか、そういう気概だった一日前の私が既に懐かしく感じる。


「あとは硝石かあ……銃身部分は調べてみたら銅でもいけそうだし、何だかんだで採掘したのが全部悪くない結果になってるのはいい感じだけど」


 その最後のパーツとまだ手を付けていない木工もあるわけで、課題が減ったというか、見通しが若干出来てきたと言う方が正しい。そもそも鍛冶で銃身を作るのが一体どのレベルになったらできるのかというのもこれからだし、もうちょっとくず鉄と銅鉱石を稼いでいてもいいかもしれない。データ管理しているタブレットを唸りつつ眺めながらどうしようかなーと。


「って言うかもう遊び方変わってるぞって誰か突っ込み入れてほしい状態よね」


 休みをがっつりとってまさか銃の技術発展をゲーム上ながら再現するとは思っていなかったわけだけど。おかしいなあ、ここは銃撃で高速レベリングして前線組に食い込む予定だったのになあ。

 

「なんて思っていたけど、そもそも変な縛りプレイしてゲームするの好きだったわ」


 ちらりとゲームの並んでいる棚を眺めてそういえば、と思い出す。核戦争後の世紀末世界で銃じゃなくて素手オンリーとか、地底人相手にごつい男が戦闘するゲームも、デフォ装備のチェーンソーだけでクリアするとか。地球を防衛する奴では最初から一番高い難易度でクリアしに行くとか、メジャーだけど最初からやるもんじゃねえよって縛りプレイとか制限プレイしてるからあまり何とも言えない。


「とりあえずリストとメモ帳更新して、HMDに入れてっと」

 

 これからやる事は多少簡略化された……?というか、明確化されたのでぼやぼやとしたところがはっきりしたというのが正しい。


伐採→木工→銃床


採掘→硝石→錬金調合→黒色火薬

鍛冶→鉄銅精錬→加工→銃身(鉄or銅)



 何となく先が見えてきた、正直黒色火薬さえ作ってしまえば大筒で作って石やらつめてぶっぱなすだけでも銃としては使えるようになるよね。……ちゃんとした先込めとか火縄銃作ったら鉛玉みたいなのも作らないといけないよね?余計なところ気が付いたわ。

 そんな事を思いながらもう、慣れた手つきでタブレットからUSBにデータを移してHMDに差し読み込ませる。再ログインの準備を済ませて、さっそく横になる。


 でも、とりあえず疲れたからお昼寝してから再開しよう。

 おやすみなさい。

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― 新着の感想 ―
[一言] いくら一人だからって食事中にタブレットやらスマホやらを見るほど行儀が悪くはない。(ぇ? 13話 もしゃもしゃと飯を食いつつタブレットで情報を集めながら今後の方針についてもう一度練り直す。 …
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