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詩集 手をつないだら

エール

作者: 小日向冬子

一体誰が言ったんだろう

「おまえはホントにダメだな」

なんて


僕はあっさり

全面降伏


そしてすっかり信じたんだ

「僕はダメな奴なんだ」

って


それ以上傷つけないでと言う代わりに

「ごめんね」って

謝って


抵抗する気はありませんよって

四六時中白旗を上げて



知ってた?

君はそんな僕の

初めての援軍なんだ


ぽっきりと折れてた心に

ずんずん力を注ぎこみ


「キミは全然ダメなんかじゃないよ」って

「謝る必要なんてないじゃない」って


君にもらった温もりは

涙になってこぼれてく


ねえ

闘ってもいいのかな

僕は僕を

ちゃんと取り戻すことができるかな

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