八百八橋
今週もありがとうございました!
すっかり春です
桜もそろそろ散り始めている大阪市内です
ただ、雨が降ると本当に車がどす黒くなります
えらいもん降ってきているようです
かなわんなぁ
雨に直接当たらない方が良さそうですよ!
来週もよろしくお願いいたします
昔の大阪市内中心部はなにわ八百八橋と呼ばれていたのは学生時代に習いました
それほど橋が多かったのだから、川なり堀なりが多かったのでしょうね
ところが私は生まれも育ちも大阪ですが、そんなたくさんのものを見たことがありません
ただ、地名としては長堀橋とか京町堀とか江戸堀とか残っているのですね
でも、すでに埋め立てられているところが多いのです
今も昔の名残で残っている川と堀と言えば・・・
西にある木津川(南北)、南にある道頓堀川(東西)、東にある東横堀川(南北)、北にある土佐堀川(東西)だけなのですね
この川で囲まれたところが八百八橋と呼ばれた謂れのあるエリアなのです
ちょうど大阪城の南西方面になります
昔は木津川と東横堀川の真ん中に西横堀川がありました
そしてこの西横堀川から西の木津川に向けて、土佐堀川を最北端として、南へ順に江戸堀川、京町堀川、阿波堀川、立売堀川、長堀川、堀江川、最南端が道頓堀川だったのです
この中で、最北端の土佐堀川と最南端の道頓堀川だけでなく、長堀川が木津川から西横堀川を抜けて東横堀川へと繋がっていました
さらに土佐堀川の北は中の島で、その中の島の北側を堂島川が流れているのです
これややこしいのですが・・・大川(昔の淀川)が中の島にぶつかると2つに分岐されて北側が堂島川、南側は土佐堀川と名前を変えます
さらに中の島を通り過ぎて再び合流すると今度は安治川に名前が変わるのです
ほんま大阪市民の私でもややこしい・・・
今でも橋がいっぱいあるので、かつてはものすごい数の橋があったのでしょうね?
じっくり、学ばないと覚えられないですね
あの京都の通りを覚える歌のなにわ版みたいなのは無いんやろうか?
しかし、住所が京都みたいに「道頓堀戎橋下ル東入ル」とかにならなくて良かったですわ住所が長くなりますからね・・・
今の道頓堀川の辺りはインバウンドの影響でどこの国か解らないような状況になっております
コロナ禍前は中国人と韓国人がほとんどでしたが、今はワールドワイドです
日本人を見ても日本人なのかどうか見分けがつかない状態です
会話する声を聞いて初めて日本人なんや!と思うことも多いですね
改めてなにわ八百八橋巡りをするのも楽しそうです
ひたすら真っすぐ歩くことが多そうですけど・・・