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『触ればわかる速記者』

作者: 成城速記部

 真っ暗闇の中でも、手に持ったペンがどこの何なのかを当てられる速記者がいました。

 どこの何なのかという言い方は、わかりづらいですよね。プラチナ万年筆のプレスマン、みたいな意味です。

 少しずつ能力が向上してきまして、ポケットの中の小銭が全部で幾らなのかを当てられるようになったり、知らない女性から電話がかかってきて、もしもし、私、誰だかわかる?とか聞かれても、当てられるようになったりしました。

 あるとき、箱の中に入っているものを当ててほしいと言われて、箱の中に手を入れるやいなや毒蛇に噛まれたことがあって、速記に関係ないおふざけをやめました。



教訓:この速記者、暗闇の中で反訳ができたという。


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