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瞳の花火〈アイズガーデン〉  作者: 清菜海 のり
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第1章 変わらないはずのセカイ 5

「永久ぁ!引き付け頼むぞ!」

「了解!」

「こっちだ!ドでかカチカチ狼!!」


永久の腕から不意に小形のナイフが飛び出す。


鬼はその瞬発力と筋力が特徴的な種族であるが、それだけではない。

一人一人、千差万別の特殊能力を持つ。

例えば永久は、己の魔力を練り上げ形づくる事ができる。これだけでは魔術師でも作り上げることが出来るが、かなりの時間・集中力を必要とする。そして何よりこの技術は魔力〘ゴイ〙すなわち見に宿る魔力の消費量がほかの自然現象を真似た、炎・水・風・雷などを発現させるより50から100倍までのゴイが必要となる。

それを瞬時にかつ、最小の魔力で創り上げる、そしてそれを無尽蔵に創り上げるための膨大な魔力を持つという少し変わり種の特殊能力である。


「まだまだァ!」


手から創り出されたナイフが1から10、そして敵までたどり着く時には50へと姿を変えていた。


ギュィィィォォンッ!!


強い衝撃が鉄の狼に衝突し、巨体がよろめく、

が、その鉄板に傷を付けるだけ・・・

だが、それで十分だった。

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