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瞳の花火〈アイズガーデン〉  作者: 清菜海 のり
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第2章 出会い 2

「ささ、自己紹介も終わったし帰ろうか。」


ロキは鼻歌を歌いながら帰ろうとする。フェニクスも永久の肩から離れ、ロキと一緒に上機嫌だ。


「いや、こいつどうするんだよ。」


永久はフルーレティを指さした。


「それはその子の考えだよ。アクシリオに来るのも、永久のそばにいるのもね!ゆったり、まったり考えればいいさ!帰って巫女さん歓迎会をしなきゃいけないしね〜」


「巫女ってまだアクシリオについてないか!?もしかして1人でこさせてるわけじゃ!」


「心配しすぎだね。会ったこともないにほんとお人好しだよ。たいちょ〜」


「私ですか・・・」


ロキはエルダに説明を押し付ける。


「君や勝義さんが雇われたのは私達〘鋼の盾〙が訓練もしくは遠征というていでアクシリオにいない事になっていたのだろうが、まぁここまで言えば分かるだろう?秘密裏に巫女を護衛していたんだよ。どこから情報が漏れるか分からないからね。」


丁寧には話しているが素はかなり勝気な人なのだろう。少し出てきている。


「どうかしたのか?」


「いいえ!なんでも!」


永久がまじまじと見ていたのに気づいたらしい。

永久はとっさに知らないふりをした。

するとレイジーが


「今、エルダさんのことじーっと見てたんですよ〜、ね!フーちゃん!」


「ええ、マスターはじっと見ていました。」


フーちゃんと呼ばれたフルーレティはなんの躊躇もなくありのままを伝えた。


「そうか、私が好みだったのか?少年よ!」


(ちょっと素が我が強そうだと思って見てたなんて言えない・・・)


すると鎧親子が畳み掛けてくる。


「そうか、永久!この人はとても厳しいがいい人だぞ!!」


「だが、酒に酔ったら少しあれなんだがな!!」


ガデアがガハハと笑いながら永久の肩を叩く。


「ほう。」


エルダの言葉に周囲に静寂が走る。


「本当にお前は一言多いなガデア。」


勝義はガデアの前をスタスタと通り過ぎる。


「覚悟は出来てんだな!」


「ちょっと!隊長!あれですよ!あれ!新人歓迎会みたいなノリですって!」


そして、おじさんは自分よりも10以上は若いであろう上司に追いかけられ、


そんなこんなで、

城壁の中に農園

次に住民の住む住居区そして中心には王政だった頃の名残の城がそびえ

その奥は商人たちそして青い海から大きな船が連なる

この世界で1番であろう貿易国〘アクシリオ〙へついたのであった。



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