第1章 変わらないはずのセカイ 12
永久の〘鬼〙の能力。
魔力を
束ね
紡ぎ
形創る
ことによって様々な形状に変化させる力。
これは一般の魔術師でも可能ではあるが、魔力の消費量・集中力においてかなりの差がある。
そして、あと2つ一般の魔術師が使うことが可能である〘魔力物質変換操作術〙と違う点がある。
1つ目は、魔力をそのままのカタチで形を作る点。こちらも一般の魔術師でも可能だか、永久の方が圧倒的に燃費がいい。
魔力を物質に変換しないまま使用する事になるとかなり脆いものとなってしまう点。
魔力を物質に変換させた方が変換させない時よりも威力が比べ物にならないほど高いことなどの点が挙げられる。
(例えば、自分の魔力〘ゴイ〙をそのまま打ち出してもただエネルギーが外に出ていくだけですぐさまマナに還る。【ただし、この形で行われる魔法が1つだけある。それが〘回復魔法〙だ。】そのため、魔力を何かしらのエネルギーを消費するものへと変換させることが需要になってくる。それが、〘ゴイ〙を炎・風・雷などの自然的エネルギーに変換させたり、鉄や石などの物質に変換させることである。)
そして〘魔力物質変換操作術〙は鉄などの物質をそのイメージの形に作り上げるという操作が入って来るためかなり難易度が高い。そして物質とはいってもまがい物に過ぎないので現世で〘ゴイ〙を物質として永遠に存在させ続けること自体に無理があるのだ。(〘ゴイ〙をそのまま氷に変換するのではなく。空気中に存在する水分を凍らせるなどの現象を操作するために〘ゴイ〙を消費する場合は例外)
ではそのまま魔力を形作るとそれを維持するために消費し続ける魔力が必要となり使える使えないの前の話になってきてしまうのである。
永久の場合、形が消滅する事は破壊されるor自分で破壊もしくは消滅させなければ消えることは無い。
ただし、飛び道具 (ナイフなど)や特殊なものになるとそのまま消滅する場合が多い。それは自分の身体的な力が加わらないため、スピードを上げ威力を上げると衝突する瞬間その衝撃で破損してしまうからである。
2つ目。
こちらは一般の魔術師ではすることができない。
創った物質を強化そして変換させること。
こちらは〘魔剣〙に近いものになる。が同一ではない。
単に強度をだけを高めることも出来るが、長く続ければー武器であればそれだけ強靭に、鋭く、そして現実に存在し続ける。いわゆる不壊となる。
〘魔剣〙の場合は作り手の魔力によって強度を上げる。ただし、鋭さ(切れ味)は変わることは無い。(その〘魔剣〙の能力のひとつが鋭さが増す能力でなければの話だが・・・) そして強度を上げることが出来るのは〘魔剣〙が完成する前までの剣を鍛えている最中までとなる。永久の場合は完成したものにゴイを注ぎ強化していく。
そして永久の創り上げた物質は元は〘ゴイ〙魔力なので、魔法を通すこと(様々な属性付貼)・魔力で出来たもの全てを破壊することが出来る。
〘魔剣〙は属性を持つことが出来ても1〜2つ程まで。自然的エネルギーに変換された魔法(炎・水・雷など)であれば相殺が可能である。(岩・鉄などは特殊な鉱石・特殊な魔術が付貼されていない限り、切り伏せることが可能。)
今、永久が持っているナイフ2本は小さい頃からそして今でも鍛えている2つの中のひとつ。
幼少の頃、一度だけ約束を破り夜中外に出た。
その時に出会った命の恩人。
その人が使っていた武器。カランビットナイフに似せ創り上げた。不壊にして破魔の力である。




