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エイプリルフール記念短編

急いで書いたので内容はかなり雑です

ぶっちゃけ何故投稿したし、と悩んでいます

「リンクイン!」


私はいつものようにデバイスをかぶりそう呟いた。いつものようにソーニョに行こうとしたら


「あれぇ?」


どこか知らない変なお城に僕はいた。そこでは演奏が行われていて、そして男の人と女の人がダンスを踊っていた。大体僕が知っている通りの舞踏会みたいだ。


「姫様は踊られないのですか?」


そう悪戯っぽく微笑んだのは


「マモン!?」

「はい、マモンですよ。どうなされました?」

「え……」


マモンは不思議そうに首を傾げて……眼下を見下ろした。踊っている人々を見ているみたいだ。そして


「姫様」

「ん?」

「お誘いですよ」


え、と思っていると見覚えのある顔が僕の前まで来て跪いて


「アリア姫、ぜひ私と一曲踊ってはいただけませんか?」

「……ブブ?」

「この私の名前をご存知とは光栄の至り」

「……気分が優れないので」


この場から逃げ出した。


*****


一体何が起こっているのさ……ほんとなんなのさ……


「あら、アリア。何をしているの?」

「レヴィ……レヴィは何?」

「何ってあなたの姉でしょ? もう忘れたの?」


姉……? シェリ姉じゃないの? そう思いながら廊下を歩いていると


「そう言えばお母様が呼んでいたよ」

「お母様……? えっと……どんな名前だっけ?」

「もう、ほんとに忘れっぽい子ね。シェリルでしょ」


本当になんなんだ……と思いながらレヴィと一緒に歩く。正直に言えばレヴィに案内されているけど。正確に言えばその後ろから歩いて行っているけど。


「アリアちゃん、そろそろ結婚相手は見つかった?」

「ううん」

「アリアちゃんも良い歳なのだから早めにね……あなたは選べる立場なのだから」


シェリ姉の旦那は誰なのか、そう思っているけどどうも早くに亡くなったようだ。顔も知らないから悲しくは無い。とりあえず


「私はまだ……そういったことを考えることはできません」

「そう、それは良いのよ。それで隣の国に行く準備は出来た?」

「まだです、お母様。アリアは一切準備をしていません」

「……そう。それならマモン、アリアちゃんを手伝って準備を」

「はい」


そのまま多分自室に部屋に入ってマモンが着替えの準備をするのを眺めていると


「そう言えば姫様、隣国の王子様の話を聞きましたか?」

「隣国の?」

「はい、どうも聞くところによると超絶イケメンだそうです」

「はぁ……それが?」

「姫様が行く国の王子様ですよ。言い寄られたらどうしますか?」


どうもしない、そう思いながら今日は寝た。


*****


「姫様、どうぞお先に」

「マモンは?」

「私は御者ですよ」


そうなんだ、と思っているとマモンは扉を閉めて馬車を動かし始めた。そして5分もした頃だろうか、馬車は森の中の道を通っていた。しかし中々暇だ。


「結局朝起きても夢じゃないみたいだなぁ……何かのバグかなぁ……」


マモンに聞こえないように呟いて……馬車が大きく揺れた。そして扉が乱暴に開かれてーー僕は誘拐された。2時間もしなかっただろうか、僕はどこかに運ばれて……ごつごつとした何かに凭れ掛かった。岩か何かだろう。とりあえずそこで


「お前は人質だ」


誰かにそう言われ、一人放置された。マモンはいないけど……まぁ、多分マモンだし問題ないよね。助けてくれるかはともかくとして。


「はぁ……目隠しは取られない方が良かったかもなぁ……」


洞窟の壁を見ても何も感じない。ため息を吐いて目を閉じる。そのまま寝た。


ふと、爆発音が聞こえた。その振動で目が醒めたようだ。ぱらぱら、と岩の欠片が降り注ぐので目を細めて辺りを見回す。まぁ、何も無いんだけどね。通路の方に目を向けると


「ん……足音?」


カツンカツン、と洞窟内に反響している。それに驚いていると騒ぎ声が聞こえた。一体何事か、そう思って耳を済ませていると「侵入者だ!」だそうな。


「ま、僕には何も出来ないんだけどね」


ため息を吐いて待っていると


「や、やめろ!? 殺さないでくれ!」

「アリア姫を連れ去ったお前達を見逃せると思うか?」

「んー?」


今の声は魔王だ。本当に一体どうなっているんだろうなぁ……そう思った瞬間、洞窟の天辺から何かが降ってきた。それは足8本のかさかさ動く


「蜘蛛だぁ!?」


かさかさ、と僕まで近づいてきた。それから逃げようとするよ


「いたぞ、アリア姫だ!」

「どけ!」


魔王の言葉にその声が応えた。そして通路の方から走ってきたのは


「シン……!? 君まで……?」

「アリア姫、お救いに来ました……ん」

「あ、どうも」


思わず頭を下げてしまった。するとシンは怯んだように一歩下がった。そして慌ててナイフを取り出して僕を縛っているロープを切った。そのまま蜘蛛までナイフで殺し、僕を立たせようとした。しかし長い間縛られていたので足が動かせない、そう言うと


「失礼しますよ!」

「え、わわっ」


お姫様抱っこされた。そのまま洞窟から出てなんやかんやあって結婚した。そしてさらに色々あって子供が生まれた。何故かその顔はエミリアだったけど。


*****


「そんな夢を見たんだ」

「夢オチかよ!?」


きりは盛大に突っ込んだ。

な? 雑だったでしょ?


作者はエイプリルフールを嘘を吐いても良い日ってことで嘘話を書きましたごめんなさい書きたかったんです失敗しましたけど

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