【プロットタイプ】秒で終わったので
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
GWは体感四秒で終わりました。
でも振り返ってみたら、結構身が詰まってましたね。
長くも短い休日を終えた平日。勿論、気分が上がる筈もなく、程々に仕事をいなして帰宅した。やる事、つまりは手洗いうがい、髪梳かす、料理作って食べる、風呂入る、なんて事を全て終わらせた後、何時もの様にリビングで突っ伏した。
そうなると当然寄ってくるのがうちの飼い猫である。音もなくこちらに忍び寄ったものの、気配を感じたので、横向き寝になって交わす。何時も座布団にさせるつもりはない。
「瑠衣たん、今日は疲れてるから、座布団にはさせないよ」
表情はよく見えなかったが、多分むっとしている。まぁそんな事でご機嫌取りをする様な私では無いので無視をする。
その代わり、散らばった私の髪をわさわさと掻き乱す。どうやら返事をしたようだった。
「も〜疲れちゃったよ。連休明けは何もテンション上がらない。小説の内容もご存じの通りすっからかん。ほげー」
以前、起承転結もない、ラブもない、哲学もない、そんな話を投稿したら、驚く程閲覧数が伸びなかった。『うちの読者分かり易っっっ』と衝撃を受けたのは言うまでもない。
まぁ其れはこれからの足しにするとして。
「あんな起承転結もねぇ、読者のウケもねぇ、お前の信念もねぇ。そんなものをだれが読むんだ」
私が考えていた事をそのままスピーカーしやがったよ。この巨大猫。
「もう少し考えろ」
其れはその通り。
「まぁ、そんな悲しくなる話は置いといて。瑠衣たんこっちゃ来い」
私が見ているのは、スマホのカレンダーである。此処に予定を書いていたので、何時何をしたのか何となく分かる。あの日にこんな事をした、あんな事をした、そんな想い出が蘇ってくる。
あぁ意外と……時間が経っていたんだ。あんなにあっという間だったのに、其れをやった一つ一つが随分と前の事に思える。
「こっちゃ来〜。一緒にフラフラした日、思い出そうよぉ〜。秒で終わった休日と思いきや、ちゃんと身が詰まってるから」
そう言うと渋々と言った様に、私の顔元まで近寄って来た。視線は私が持っているスマホに注がれている。
「ほら此処〜……」
そうして私が語っている間。瑠衣は黙っていた。表情に変化は無いが、少しだけ喜んでいる様だった。
どっかの誰かさん
今回、全ての予定完遂出来たの?
くしゃみが止まらない私。
出来てません。
一つ一つを味わう為には時間が足りませんでした。
〇〇ドーム二個強の敷地を誇る博物館、三十分で終わらせるとかちょっとしんどい。
一日があと三日分になれば辛うじて。
※前やって( •︠-•︡ )な顔になりました。
でも振り返ってみたら、秒で終わっている様でちゃんと過ごせた。
ぼーっとする事も多かったけれども、その分感じられた事も多かった。
幸せだったよ。お会いしたい人にも沢山お会い出来たし。
だから終わるのがしんどいけど( ̄^ ̄゜)