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お久しぶりです。
入ってきたのは、1人の女性とその従者。
頭にウエスタンハットを乗せた女性は、革のブーツにネッカチーフと、異国の物を身に着けている。
胸に取り付けられた純金のバッジは、不要なシャンデリアの光を、これまた不要なほど反射していた。
極め付けはその腰にかかる武器。
そこには、細長い槍のような剣、そしてリボルバーと、ほぼ無関係な組み合わせの物がぶら下がっていた。
従者も似たような格好をしている。
しかしこちらは、無駄なものは一切つけないといわんばかりに、全く装飾のない服装をしていた。
「すでに全員きてると思ったんだけどね。予想は外れたようだ」
「さも間に合ってるような雰囲気をだしているが、ロージャ、お前も遅刻だ。それも3分も」
「いいじゃん別に〜。最後にやってこなければいいわけだし」
その発言に不快感を示すものの、これ以上は無意味と判断したジャックは口を閉ざした。
そして、会場を舐め回すように眺め、
「おや?」
カインのところで止める。
会議に用意された椅子は大人用であり、背の低いカインは座ると体が見えなくなっていた。故に、椅子に正座でなんとか高さを稼いでいた。
それでも見えるのは、頭のてっぺんに近いあたりだけだが。
ロージャはそんなカインをまじまじと観察し、何もなかったかのように視線を戻した。
これには、ヘンリーは内心ほっとしていた。
ブーツが床を叩く音と、金属が擦れ合う音。互いに音色を奏で、静かな空間を支配する。
ロージャは自分の席に、あたかも自宅のソファかのように、勢いよく座った。
高級な椅子が軋み、悲鳴を上げながらも優しく包み込んだ。
「で、あのデカブツはまだきてないと」
「ああ、グイドはいつも遅いからな。はぁ、あいつに何度注意したことか。なんでこうも変なやつが代表になるんだか」
「そうじゃな。奴の方向音痴は昔からじゃし。入ってきたら絶対、『いやぁ、すまんすまん。会場がどこか分からなくてな』なんて言うに決まっとる」
妙にうまい声真似をするヘンリーは、変な奴らの集まりというのには一切触れずに水に流した。
そうこうする内に、開始時刻は当に15分を過ぎるころ、力強く扉が開いた。
「いやぁ、すまんすまん。どこが会場か分からなくてな!」
そして入ってくる筋骨隆々の50代ほどの男。
服装は至って普通の剣士と言った姿で、全身とまではいかないものの、一部鎧を纏っていた。背中に担ぐ大剣は、傷がつき、血の跡がくっきりと残っており、どれだけ愛用したかを物語っている。
特筆すべきは顔。片方の目を眼帯で覆っており、いかつさにより拍車をかけている。
「はぁ…何度言ってもお前は遅い。少しはちゃんと聞いておくとか、部下に覚えてもらうとかしたらどうだ?」
「いやあ、うちの部下も大層物覚えが悪くて」
「おいおい、筆頭。俺は何回も指摘したはずだぞ。それでも尚、あんた様が聞かなかっただけだろ」
「う、う〜む…まあ、そうとも言うか…」
「そうとしか言わないと思う」
「あ、そうそう。言い忘れてたけど、こいつは俺の息子であって準筆頭のケイトだ。一応、15歳になって働けるようになって、騎士団に入ってって感じだ」
「…どうも、ケイトです。うちの親父が迷惑かけてるようですみません」
流れを変えるために紹介されたのは、グイドの後ろに控えていた従者、ケイト。
一見するところ、少し気の強そうな少年という印象を受ける。同じ15歳であるカインとは、印象も身長も差があり過ぎた。
腰に吊るした双剣は蒼く、淡く輝いており、毎日丁寧に手入れされていることが見て取れた。父親であるグイドとは打って変わって、そこまでの熱量を感じない。
「…最近は、若ければ若いほどいいという風潮でもあるのか?」
「そりゃまたどうして。うちでも若手は大歓迎だが」
「いや、そいつ。ヘンリーの席の隣。あいつとかお前の息子を見ると、そう感じずにはいられないだろう」
「あ、一応言っておきますけど、僕も15歳ですからね。勘違いしないでください」
カインは、半分ほど顔を出してその存在を主張する。
頑張って手を挙げるも、ほとんど見えない。
「おいおい…ヘンリー。お前も子供がいたとは。どちらかと言うと、孫か?」
「いや?昔に拾った子じゃ。なんやかんやで育ててたら強くなったから、戦ってもらってるだけじゃ」
「へ〜、いつのまにそんな子拾ったの?てか、その姿で15歳って言われても信用ならないんだけど」
「拾ったのは結構前じゃな。あとこの姿についてじゃが、まあ、色々あったとだけ言っておこう」
「は〜、こいつが俺の息子と同い年か。仲良くやってくれよな」
「その機会があればだと思うぞ。ま、一応話はすると思うが」
「なんでお前は上から目線なんだ。まあいい。早く会議を始めようぜ。日が暮れちまう」
「「「お前にだけは言われくはないね」」」
様々な言葉が飛び交ったものの、こうして会議は幕を開けた。
同時に新たな波は、新たな世代とともの出来上がっていく。
テストとかで忙しいのと、やる気出ませんでした。ちゃんと書いて終わらせます。
あとなんか、評価とかの主張激しくないか




