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見た目騙しの魔法使い  作者: 積む摘む
4 悪魔と別次元の敵
61/92

59

短め

「う〜ん、そうですね……………名前とか?」


「…名前ですか」



眉が少し跳ねる。



「嫌だったかな?」


「ふふっ…そんなことを言う輩は、あなたで2人目ですよ。それで、あなたは私にどんな名前をくれるんですかね?」




カインは熟考を始め、それを周りのものは息を呑んで見守っていた。







「……ルイン、かな」


暫くの間がたち、カインが口にした言葉は、悪魔の目を開かせた。





「なぜ?」


「特に意味はないよ。けど、自分と似たような感じがいいかなって。それで、どうかな?」


悪魔は顎に手を当てて、考え始めた。




皆が警戒しながら見つめる中、悪魔はぴくりとも動かず考える。





「…まさか、その名前私につける人がいるとは思いませんでしたよ」


見ているものをぞくぞくとさせる、不敵な笑みを浮かべる。




「だめ?」


「…いいでしょう、交渉成立です。今から貴方様が私の主人です」


「いいの?!」



目を見開くカイン。こんなにもあっさりいくとは思っていなかったようだ。



「ええ。しかし、一つ条件があります」


「どんな?」


ごくりと、唾を呑み込む音が聞こえるほどの静寂。




「強い敵と戦わせてください。それだけです」


「それだけ?」


「ええ。私がここに来た理由ですから」



不敵な笑みをやめ、にっこりと微笑む。

しかし、どこか不気味さを感じる。




「分かった。それじゃあよろしくね、ルイン…!」


カインは手を差し出す。



「ふふっ、こちらこそ」



その手を、悪魔、ルインは握り返した。




そして今ここに、カインとルイン、2人の契約が交わされた。

明日も行けるかも

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