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短め
「う〜ん、そうですね……………名前とか?」
「…名前ですか」
眉が少し跳ねる。
「嫌だったかな?」
「ふふっ…そんなことを言う輩は、あなたで2人目ですよ。それで、あなたは私にどんな名前をくれるんですかね?」
カインは熟考を始め、それを周りのものは息を呑んで見守っていた。
「……ルイン、かな」
暫くの間がたち、カインが口にした言葉は、悪魔の目を開かせた。
「なぜ?」
「特に意味はないよ。けど、自分と似たような感じがいいかなって。それで、どうかな?」
悪魔は顎に手を当てて、考え始めた。
皆が警戒しながら見つめる中、悪魔はぴくりとも動かず考える。
「…まさか、その名前私につける人がいるとは思いませんでしたよ」
見ているものをぞくぞくとさせる、不敵な笑みを浮かべる。
「だめ?」
「…いいでしょう、交渉成立です。今から貴方様が私の主人です」
「いいの?!」
目を見開くカイン。こんなにもあっさりいくとは思っていなかったようだ。
「ええ。しかし、一つ条件があります」
「どんな?」
ごくりと、唾を呑み込む音が聞こえるほどの静寂。
「強い敵と戦わせてください。それだけです」
「それだけ?」
「ええ。私がここに来た理由ですから」
不敵な笑みをやめ、にっこりと微笑む。
しかし、どこか不気味さを感じる。
「分かった。それじゃあよろしくね、ルイン…!」
カインは手を差し出す。
「ふふっ、こちらこそ」
その手を、悪魔、ルインは握り返した。
そして今ここに、カインとルイン、2人の契約が交わされた。
明日も行けるかも




