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見た目騙しの魔法使い  作者: 積む摘む
3 楽しい今と、辛い過去
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お久しぶりになりました。ちょっとだけです。



どこまでも続く白い空間。上下の感覚がなく、落ちているような感覚にも陥りそうだ。



そこに佇む3人の人影。



「…父さん…母さん…」



ーーーやっと分かったな?お前はここには来てはいけない理由が。


「…はい」



ーーーなら、行け。もう、ここには用がないだろう。


ーーーそうね。頑張ってね、カインちゃん。


「はい」



いつもなら、触れることができない2人と、ハグを交わす。



「…行ってきます」



名残惜しそうに離れ、2人の人影に背を向けて、歩き出した。





はっと目を覚ます。



そこには、いつもの白い天井。

簡素なガラスの板から入ってくる光は、まだ薄暗い。



「…‥朝ですね……」


ゆっくりと体を起こして、眠たい目を擦る。

まだ、人が動き出すには早い時間で、無音と冷たい空気が辺りを漂っていた。



ーーー……もう、あの夢は見ないですね。



確信はないが、なぜかそう思ってしまう。

先ほどまで体にあった暖かい温もりを思い出しながら、ぎゅっと服を握る。



「……さて、そろそろ、起きますか……」



前に出そうとした右手は、うまく動かない。

不審に思って見る。



「……すう………すう………」



気持ちよさそうに眠るルイナの手は、ぎゅっとカインの手を握りしめていた。



ーーーどうしますかね……




うまく働かない脳を動かしてどうするか考える。




「……まあ、たまにはいいですよね」



その考えに辿り着くと、ボスっと枕に顔を押し付けて、再び寝息を立てはじめた。







その後、起きたルイナが、カインを起こすことになった。

起きた時は、すでに日は上りきっていて、カインは驚きで飛び上がったのだった。

もしかしたら、明日あげるかもです


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