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「出発は、1時間後にしよう。最低限の食料と水、武器を持って、早速出発だ」
「「「分かりました!」」」
グレンの声に返事をすると、皆、準備を進めるべく急足で戻っていった。
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「う〜ん………何を持っていくか………」
カインは自室に戻り、小さなカバンに色々詰め込んでいく。
「まずは、この杖。あとは…食料と水でいいですかね」
手早く準備を進め、20分ほどで全て終わらせる。
「あとは……」
ルイナの元を訪れるカイン。
「あれ?カイン君、どこかに行くの?」
パンパンになるまで詰め込んだ小さなカバンを見つめ、問いかける。
「はい。ちょっと変わった、強い生物が発生したらしく、それの討伐に」
「変わった生物ねぇ……そうなんだ。頑張ってね」
「はい。多分、今日帰れると思いますけど、決して無茶はしないでくださいね?」
「だいじょぶだいじょぶ。わかってるよ」
その返答に不安になるカインだったが、どうしようもないので、その気持ちを振り払う。
「それじゃあ、行って来ま…」
「待って!」
部屋を出ようとするカインを、引き留める。
「カイン君。これ、持ってって」
「これ、ですか?」
ルイナから手渡されたの、それは朝、色々と調整していた銃だった。
「これ、必要ですかね?魔法を撃った方がいいと思うんですけど…」
「お守りがわり。カイン君、約束したんだからさ……」
言葉を途中で切り、俯く。
「…分かりました。約束は、絶対に守ります」
ぎゅっと、ルイナを抱きしめる。
「絶対、だよ?」
「もちろんです」
暫くの間、互いに抱きしめ合う。
「…頑張って」
「はい」
名残惜しそうに、ルイナはカインから離れ、しばしの別れを告げる。
「行ってきます」
「ぐっどらっく!」
ルイナは大きく手を振って、カインを見送った。
短すぎ。
今から書きます




