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隣で気持ちよさそうに眠るルイナを眺めつつ、体を起こす。
起き上がった気配を感じたのか、ルイナもつられて目を覚ました。
「おはよう」
「……ん……おはよう……」
眠たい目をこすりながら、ゆっくりと起き上がる。
窓から入り込む光が、夜のうちに冷えた部屋の空気を暖めていく。
「髪、整えますよ」
「……わかった…」
まだまだ眠たげな表情を見せながらも、カインにされるがままに髪を整えてもらう。
ところどころはねた緑色の髪は、さらさらとしていて、くしがすっと通る。
「…綺麗な髪ですね」
「……ありがと……」
さらさらな髪の感触を楽しみながら、髪をといていく。
「はい、終わりましたよ〜」
「……ん……」
またも、目を閉じかけてうつらうつらするルイナ。
そんな彼女を横目に、カインは自分の髪型を整えて、着替えていく。
終わった頃には、ルイナは座ったまままた目を閉じて、寝息を立てていた。
「ほら、起きてください!昨日言いましたよね?」
ペシペシとたたき、多少荒く意識をはっきりとさせる。
「…わかってるよ………う〜ん………」
大きな伸びをして、立ち上がる。
「食堂に行きますよ。しゃんとしてください!」
「…わかってるってば……」
「…もう…」
カインは、いつまで経ってもしっかりしないルイナの手を握り、食堂まで連れて行く。
食堂でも、終始眠たそうな表情のまま、黙々と食事を楽しんでいた。
短めです。
9じに出すかも




