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見た目騙しの魔法使い  作者: 積む摘む
2 人を守る仕事
23/92

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「ただいま、戻りました」


「よくやったぞ、カイン!流石だな!」


ヘンリーが戦う前、城壁ではカインの帰還に沸いていた。



「いや、結構危なっかたですよ。当てられるのは確信してましたが、倒せる確信は無かったので。もし、あいつがあれで死ななかったら、結構やばっかたです」


「まあ、そうならなかったんだ。よかったよ。あとは……ヘンリー様か…」



皆が再び、城壁の先を見る。

そこでは、今すぐに戦闘が始まりそうだった。



「大丈夫ですよ。だって、師匠ですよ?みなさんもわかってるでしょう?」


「…ああ、そうだな。ヘンリー様ならやってくれるはずだ」

「そうだな。疑うなんて不敬だな!」

「そうだね。ヘンリー様なら負けないさ」



皆、カインの言葉を聞き、不安を投げ捨てた。

それだけ、ヘンリーが強いと知っているのだ。







「…ヘンリー様が勝ったぞ!」


数分の後、望遠鏡を使って戦いを見ていたものから、告げられた言葉で、再び歓声が城壁を埋め尽くした。



「ま、予想通りですね」


「カイン…少しは心配してやったらどうだ?ヘンリー様が悲しむぞ」


「知りませんよ。そんなの」


「…お前……ヘンリー様に対して冷たくないか?」


「気のせいです」



ゲシンは呆れて、嘆息し、ヘンリーのことを可哀想だと思ったのだった。



「戻ったぞ、皆の者」


「よく、ご無事で。ヘンリー様」


「うむ………皆の者もご苦労だった。まあ、特に何もしておらんと思うが」



ーーーそれを言うんですか…


そこにいた殆どの者が苦笑いを浮かべる。



「人質も取り返せたし、わしらの勝利じゃ!」


「「「うおおおお!!!!!」」」



ヘンリーが突き出す。それに釣られ、皆も手を突き出し、勝利を喜んだ。

昨日休んだので、今日は2本出します。

2本目は結構長めです多分。

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