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ひんやりとする話

作者: 入江 涼子

 私は最近も金縛りが酷い。


 昔から、そうだったが。はっきり言って経験するもんじゃないんだな。これがね。上に何かが乗っかっているのと布団に体が縫い付けられているのか。そのせいで今朝もなかなかに起き上がれなかった。もう、本当に嫌になってくる。うんざりというか。


 何か、年月が経つ毎に酷くなってきている。後は、皆さんは車の中に人が乗っていると思いきや、実は誰もいなかったという経験はないだろうか?

 私は今までに何回も経験してきている。はっきり言って心臓に悪いんだ。あれも正直、嫌だね。

 私は学生時代は見えなかったんだよ。だが、高校以降に見えるようになった。あれ、いわゆる幽霊の類だ。


 まあ、今は夏場だから話す気になったが。やはり、霊現象なんて経験するものではない。ポルターガイスト現象なんてもっと御免被りたいね。不気味なものより、花火とかひんやりしたお菓子とかの方が私は余程いいよ。学生時代の自身に言いたい。

 心霊現象なんてアホらしいと。それよりもプールとかに行けとな。健全な暑気払いとかの方がやはり、風情がある。


 学生時代の私はアホだったな。心霊現象に遭いたいとか本気で言っていたからな。怖いもの知らずとは、これ如何に?

 心霊スポットに行きたい方にも注意はしておきたい。危険な場所はやはりあるから、そういった箇所には近づかないことだ。

 面白くなかったとしても、その方がいいに決まっている。


 安全なのが一番だ、声を大にして言いたい。つまらないかもしれないが。本気でそう思っていたりする。


 それではこれくらいにする。読んでくださり、ありがとう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。読みました。読んでいて、懐かしいと思いました。心霊現象というものはもはや、幼少時代にしか存在しないからです。子供の頃は世間の実用的なものなど全く知らなかったため、容易に心霊的な…
2023/07/17 16:41 退会済み
管理
[良い点] 本当に一生後悔しますからね(-_-;) 若さゆえの過ちは怖いのです~。
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