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閑話~???side達 

ダークファンタジーっぽいかな?


途中から、キツい内容になります。

 ???side


「良いか、必ず倒せ!」

「お任せください。」


 魔族が大勢居る中、命令を下す者の声は、年なら11、2歳ぐらいの少女の声に聞こえた。


「いよいよですね。」

「ああ。復活された魔王様に、オレ様が優秀である事を証明する時が来たのだ。」

「おめでとうございます。」

「うむ。兵の準備は出来ているな。」

「勿論です、と言いたい所ですが、より確実に、より派手にする為に増強しております。少しお待ちください。」

「よかろう。」

「是非、お楽しみなさいませ。」

「しかし、アストレアは何処に居るのだ。部下の3人も居ないしな。」

「そうですな。何処かの馬鹿が、宝物庫から勝手に持ち出して、罰を与える(つい)でに、結果を確かめて来ると言ってましたが……」

「まあ、良い。所詮は、女が四天王の地位に居るのがいけないのだ。オレは最初から気に食わなかったからな。」

「確かに……」

「さて、さっさと帰って宴会だ。ちょっと出掛けて雑魚を殺し、後ろに居る国を潰すだけで、魔王様に誉めて頂ける簡単なお仕事だ。」

「はい。」

「序でに、そこにアストレアが居たら、オレ様の下僕にしてやろう。」

「それは、良い考えです。」

「そうだろう。ガハハハハ!」




 ???side


 私は、代々勇者の戦闘の指導をして来た一族だ。

 だから、私の代に勇者が誕生した以上は、戦闘の指導をするのが、謂わば「伝統」だ。

 私は、直ぐにでも勇者の下に行きたかったが、今の私の身分は「奴隷」だ。

 だから、私は、ご主人様に私がエルフである事も含め全てを話す事を決めた。

 勿論、拒否される可能性が有ったが、ご主人様は私を奴隷から解放してくれた。

 感謝の想いでいっぱいだ。


 そして、私は勇者の下に馳せ参じ戦闘の指導を始めた。

 流石は勇者様だ。

 これが、まだ14歳の強さとは思えない程だ。

 しかし、これ程の強さを持つ勇者様を以てしても、かつてのご主人様や周りに居た「者達」に比べれば……


 だ、大丈夫だ!

 私が勇者様を導いて強くすれば良いのだから。


 そんなある日に、私の精霊が教えてくれた。

 我が同胞が危ない、と。

 私は、立場を忘れて勇者様に懇願した。

 少しの(あいだ)だけ離れたい、と。

 そうしたら、勇者様は「僕達も行く。」と、言ってくださったのです。

 そして、勇者様は王城に行って、国王から許可を手に入れたのです。

 私は、感謝と嬉しい気持ちを勇者様達に伝えて目的地に向かったのですが、目的地の王都に、かつてのご主人様が居たのです。

 もし、この場で、私が奴隷だった事を暴露されたらどうしようかと思っていたら、私に話を振られ、一般的な返答しましたら、共同戦線を張る事になったのです。

 そして、見事に同胞を助け出す事が出来たのですが、あの魔族の度重なる一瞬の硬直は、かつてのご主人様からの手助けである事を私は察していましたが、ご主人様が表立ってしないという事は、これは私に「黙っていろ!」という意味だと判断しました。


 インペリアル王国に帰り、鍛練を続けていたそんなある日に、勇者様達が居ない時にダリスから手紙を渡されました。

 内容は、「勇者弱過ぎ。戦闘訓練の相手送るから、今までの鍛練が、5才児の騎士ごっこだと思う程の厳しい訓練を課せ!」という「命令」でした。


 次の日には、かつてのご主人様から送られた「相手」が来たのですが、武闘家系、戦士系、弓術士系、付与術士系、魔術師系の全て女性で、外見の姿も立派な方やスッキリな方、顔も1人1人が個性的で魅力的な方々です。

 私は、かつてのご主人様からの命令に従い、厳しい訓練を始めました。

 本当は、こんな事をしたくありませんが、勇者様達が目標とするのは魔王です。

 魔王を討伐して全員が生きて帰って来なければなりません。

 だから、この訓練は必要な事なのです。


 ……決して、かつてのご主人様や後ろに居る方々が怖いからではありません。





 ???side


 誰か助けて!


 ……誰か、「私」を止めて!


 村の人を殺さないで!

 ……!?

 逃げて! おじさん、おばさん……


 ……いやぁあああーーー!


 ミクちゃん、逃げてー!


 ……ああ、ミクちゃん……


 ……!?


 いや……、逃げて!


 や、止めて!


 嫌!


 ……お父さん!


 ……お母さん!


 嫌ぁああああああーーー!


 ……ああ、村の皆が死んじゃった。


 私が! ……殺しちゃった。


 おじさん、おばさん、お父さん、お母さん……


 ……私は……どうすれば良いの?




 ???side


 私は、とある伯爵家の令嬢の未来の専属侍女なの!

 お嬢様を支える為に、無理を言って留学を許可して頂いた上に、留学費用とかも全て援助して貰いました。

 感謝しても感謝しきれません。

 私、勉強しながら働くつもりでいましたから。

 それに両親に、これ以上の無理はさせられませんからね。

 だから、一生懸命に猛勉強しました。

 それに、故郷には将来を約束した幼馴染みも居ますから、私、頑張ります!


 ある日の夕方に、普段はあまり接点が無いクラスメートが女子寮の食堂で私に話し掛けて来たわ。

 なんでも、頭が冴えて、物覚えも良くなる特別なお薬が有るみたいで、私の頑張りに応援したくなったそうです。

 最初は怪しいと思っていたのですが、彼女が滞在する国の侯爵家の生まれであり、成績も上位10位から下になってない事を思い出して、試してみる事にしました。


 すると、少しずつですが、一度も下がる事なく成績は上がり続けたのです。

 いつしか、私は彼女から貰った「お薬」を常備する様になったのです。

 そして、私は「お薬」が半分以下になると凄い不安になり、彼女に「お薬」を強請(ねだ)る様になりました。


 この辺りからは、記憶が定かでは無い時があります。

 ただ、故郷に居る筈の『()』が居て、彼女が用意した個室に入って話していると、甘い匂いがするなぁと、思っていたら、私は『()』とキスをしていました。

 そして……


 私は『()』に「初めて」を……


 それ以降は、その個室に行けば必ず『()』が居ました。

 だから、何度も身体を重ねたのです。


 そして、彼女の勧めるままに色々な所に行き、私は『()』と逢瀬を繰り返し、私は次席で卒業を控えた頃、私の『()』は言ったのです。


「???と、幸せな人生を送る為には、沢山のお金が居るし、沢山の友達が居た方が良い。」


 と、私に話してくれました。

 だから、私は『()』との幸せな人生の為に『()』の命令(・・)に従う事にしたのです。



 ……イ……ヤ……ダ……



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。



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