……狩ろう!
順調にアレ方面の経験値を稼いでいます。
その後、無事に全員が合流したら、地上の屋敷に転移して昼食を食べると、クリス達全員が昼寝となった。
ダンジョンで、はしゃぎ過ぎたのだろうな。
さて、ディアから聞いた「傾国の魔女ルクシア」かぁ。
……良いな。
美を誇る悪女か……
因みに、ルクシアは多分だが、逃亡先としてダンジョンを選んだのだろうな。
んで、不運にも、そのダンジョンが俺のだっただけで。
……狩ろう!
婚約者が寝ている内にやってしまおう。
外遊組、カモン!
……仕事の内容は分かったな?
良し!
行ってらっしゃ~い。
とりあえず、外遊組には居る場所が分かる悪女を買って来る様に言ってある。
実は、親父が所有する犯罪者ファイルみたいなのが有ったのを思い出した。
それに載っていたんだ。
しかも、全部暗記しているから漏れも無いし、年齢的にストライクゾーンだけでも4人載っている!
交渉のやり方としては、今後の犯罪抑止の構築の為って所で、ダメなら、バレない様に偽装して浚って来い、と言ってある。
そして、夜、シルヴィアとアナスタシア達を我がダンジョンに招待して、前菜が済んだ後は、いつも以上に2人の華が咲き乱れた。
さて、冒険を計画的に考えないとな。
ゲームで、手に入るのは召喚出来る精霊だけじゃない!
武具やアイテムもそうだ!
ゲームでは、魔王を倒すには特定の武器が必要だが、魔王討伐以降は、その特定の武器を超える武具が出てくる。
それを狙う。
そして、ゲームではなく現実である以上は、その場所に行けば手に入る可能性は高い。
……最初は「あそこ」に行こう。
それと、今日はモンスターを討伐して身体を動かすか。
時間も半端だしな。
そう言えば、都市リーガルの冒険者ギルドのギルドマスターが代替わりをしたんだよな。
しかも、受付嬢のチーフと年の差結婚して、な。
そして、そのチーフも結婚を期に辞めたみたいだしな。
それで、この都市リーガルの冒険者ギルドのギルドマスターと受付嬢のチーフが、王都から派遣されたのだが、知り合いだったりする。
要するに、俺が「エドガー」だとバレた。
モンスター討伐の序でに挨拶でもしておくか。
冒険者ギルドに到着~。
入ってスタスタと空いている受付嬢に声を掛ける。
「ギルドマスターに会いたい。」
「ダメよ。ギルドマスターは忙しいの。」
「それなら、エドガーが来たと伝えてくれないか。」
「だから、約束もしていないし、君みたいな若い子が、簡単に会える人じゃないのよ。」
「……だったら、チーフのマレナさんを呼んでください。」
「……だから!」
「何を騒いでいるの?」
「チーフ!」
「どうしたの?」
「実は、この子が、ギルドマスターに会いたい、て言っているんです。しかも、それがダメなら、チーフを呼べなんて言うんですよ~。」
「そう言……!? エドガー様!」
「ダメでしょう。チーフが大声を出したら。」
「失礼しました。しかし、Aランク冒険者ですし……」
「Aランク冒険者! ……痛ぁ!」
ゴン! と良い音したなぁ。
「ダメでしょう! みだりに冒険者のランクを周りに聞こえる大きさで言ったら。」
「済みません。」
「謝る相手が違うでしょう?」
「エドガー様、申し訳ありませんでした。」
「謝罪は受け取りますよ。」
しかし、周りには……
「あの仮面野郎、Aランクかよ。」
「しかも、王都から派遣された新しく来たチーフのマレナさんとも親しげだしな。」
「……ヤるか?」
「……ヤろう。」
……こんな事を言っている。
実は、この都市リーガルの冒険者ギルドは、とある理由で冒険者界隈では有名だったりする。
他の冒険者ギルドよりも「魅力的な受付嬢」が多い、と。
言っておくが、俺や親父は無関係だからな。
「エドガー様。ギルドマスターに面会についてお伺いしてきますね。」
「分かった。」
そして、チーフのマレナさんは奥へと消えた。
「……本当にAランク?」
「本当だ。」
そう言いながらギルドカードを出す。
「ギルドカードをお借りします。……本当にAランクだ。」
俺は返して貰ったギルドカードを仕舞う。
暫く待っていると、チーフのマレナさんが戻って来たのだが、暗い顔だ。
「エドガー様、大変申し訳ありません。ただ今、ギルドマスターは仕事が立て込んでいる為にお会い出来ません。」
「分かった。また機会が有れば挨拶をしたいとギルドマスターに伝えてくれ。」
「畏まりました。」
俺は冒険者ギルドを出ると、近辺の森に行き、物理攻撃や魔法攻撃の精度が上がる様にモンスター討伐をした。
俗に言う「針の穴に通す様に」ってヤツだな。
ある程度の時間になった為、帰る事にした。
帰りの途中で魔力を感じた俺は、その魔力を感じる所に近付くと、そこにはダークエルフの美少女が倒れていたよ。
「大丈夫か?」
「……」
「何だ? 何を言ったんだ?」
「……ぉ」
「……お?」
「……ぉなか、空いた……」
「……分かった。」
……なんて、テンプレな。
俺は、こういう時用の食事を、ダークエルフに渡したら、ソレを認識した瞬間に俺から奪い、一気に食べた。
そして、ダークエルフは我に返った。
彼女の頭からの白い湯気を幻視しながら謝罪を聞いた。
「……ごめんなさい。」
「旨かったか?」
「はい。凄く美味しかったです!」
そして、落ち着いたダークエルフから話を聞くと胸糞な内容だった。
「……潰す!」
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




