ま、まあまあ、ね。
ダンジョン系で占めちゃいました。
さて、転移した先は、今回用に造り変えた「プレゼン用」に一新した51階層の入り口で、最初は如何にもな「洞窟の迷宮」で、次が「神殿の迷宮」で、その次が「精霊の森」で、最後は「水晶の迷宮」となる。
まるで、神話や古代の英雄物語の様な階層にしたし、この階層のダンジョンモンスターも、それに合わせた外見にしてある。
……クリス達各々が、感嘆の感想を言ってくれた。
まあ、迷宮と言っても、小学生ぐらいなら簡単に突破出来るレベルにしてあるから、クリス達もアトラクションとして楽しめたみたいだ。
次の52階層以降は、とある作品をオマージュさせて頂きまして、これより下の階層全てが王城を模倣した。
最初の階層は王城の1階部分と大庭園で、ダンスホールに大食堂や、大浴場に各応接室に、奥には牢屋等が設置している。
53階層は王城の2階部分で謁見の間等が有り、会議室等も設置している。
54階層は王城の3階で文武両方の重要な施設や図書館等を設置している。
55階層は王城の4階部分であり名前付きのダンジョンモンスターの部屋や遊技場等が設置している。
そして、56階層が王族のプライベートエリアみたいにしてある。
最後の57階層が、大山脈が連なり、全ての竜族が存在する天空フィールドで、アリアが階層ボスとして待ち構え、ダンジョン・コアが存在する階層だ。
後、52階層から56階層の階層ボスは、ブラグだ。
幻夢魔女王のリリスは、普段は皆のストレスを解消するカウンセラーをやっている。
んで、此処まで改編すると、徹底的にやりたくなって、41階層から50階層までを大改造した。
オマージュは続き、41階層から43階層は、アンデッド系のフルコースで、ドラゴンゾンビも出る。
フィールド環境は、41階層は集団墓地と暗い森で、42階層は廃墟となった街と高級墓地で、43階層は暗くて深い森と3階ぐらいのホラーな屋敷と教会だ。
そして、階層ボスは真祖吸血姫の「エルザ」だ。
44階層は、其々の階層への出入口とその周辺と所々に存在する直径10mの小島以外は全て湖のフィールドで、雷属性に強い耐性を持つ水棲モンスターのフルコースで全体が薄暗く視界が悪い。
階層ボスは暴君海竜の「ライラ」だ。
45階層は、粉塵吹き荒れる大砂漠のフィールドで、昼夜が存在して寒暖の差が80度以上する。出現するモンスターは、全て猛毒を持つモンスターだ。
階層ボスは陸獣王の「ティエラ」だ。
46階層は、大樹海で、兎に角、数で攻める昆虫系と動物系モンスターのフルコースだ。
因みに、この階層に森妖精女王のカレン達の別荘が有ったりするし、他にも色々だ。
階層ボスは空狐の「クラマ」だ。
47階層は、噴煙あげる火山の熱帯フィールドで、炎や熱に強い耐性を持つモンスターのフルコースだ。
階層ボスは鳳凰の「ヒオウ」だ。
48階層は、逆に全てが凍る吹雪と凍結のフィールドで、氷結に強い耐性を持つモンスターのフルコースだ。
階層ボスは氷神狼の「セレス」だ。
49階層は、光溢れる無数の浮島が存在するフィールドで、光と火・水・風・土属性に強い耐性を持つモンスターで占められ、それとは別に上位モンスターとして天使が存在する。
階層ボスは、大天使長の「ルクス」だ。
50階層は、逆に闇に包まれた廃墟と荒野と丘陵のフィールドで、闇属性モンスターのフルコースと、前の階層の天使と同様に悪魔が上位モンスターとして存続する。
階層ボスは、傲慢の魔王の「シモン」だ。
他にも色々と改造したけど、全て語る必要はまだ無いな。
そんな事を考えながら、51階層をアトラクションとして楽しんでいるクリス達の後ろを歩いている。
「ディーン様、下に続く階段があったよー。」
身体が治って、元気になったリーラが、下に続く階段を発見した事を教えてくれた。
「分かったー。それじゃあ、ダンジョンマスターとしての俺の城にご招待するよ。拘り抜いた俺の城を見てくれ。」
俺が先頭に立って歩いていく。
最初に見えるのが、森妖精女王のカレンの力作の大庭園。
そして、視線の先の荘厳な大扉と白亜の壁だ。
ディアが、ちょっと王女としての何かが揺らいでいた。
「ま、まあまあ、ね。」
頑張れディア。
「次は、城内だ。」
「……うわぁーーー!」
「……くっ。」
クリスが素直に感嘆の声を出し、ディアが少し悔しげに声を溢した。
「後は自由行動だ。道に迷ったら誰かに聞けば教えてくれるから安心してくれ。」
「「「「は~い。」」」」
一応は、56階層のプライベートエリアまでの「魅せる用」のルートがあるから、迷い難いと思うけど、念の為な。
俺は56階層の談話室で、ゆっくり待っていたんだけど、こんな1コマがあった。
ディアside
「王女として、負けを認めたくありませんが素晴らしいですわね……!?」
「……どうかされましたか?」
「……あ! 貴女は、小国ギジライナで国王を籠絡させ、滅亡の寸前まで没落させた傾国の魔女ルクシア!」
「……人違いよ。」
「なら、ディーン様に聞けば教えてくれるわ。」
「申し訳ありません。私がルクシアです。」
「……あっさり認めましたわね。」
「私、死にたくないし! 名前付きのモンスターの玩具になりたくないのよ!」
「……あー。そうね、彼はリーガル家当主の裏の仕事を学園に入る前から手伝っていたわね。」
「お願いいたします。どうか、ご内密に!」
「……分かったわ。」
「ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます!」
ディーンside
……と、こんな事があったらしいな。
でも、ディアが念の為と教えてくれた。
道理で破格な美女だと思ったわ。
後、掃除して綺麗に無くなったシェーラザリア商会から助けた化け物にされていた5人だが、思った以上に心的外傷が酷く、やっと回復したので希望を聞いたら、このままダンジョン城でメイドとして働きたいと言うからメイドになって貰った。
今日も、楽しそうに何処かを掃除している。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




