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嫌なものは嫌よ!

ドワーフは必須事項ですよ。

まあ、今や合法○リも……

「あんた達に、用は無いわ!」

「そんな事を言わずにさぁ、オレ達に付き合えよ。」

「嫌よ!」

「なあ、オレ達が優しく言っている内に言う事従った方が良いぜ。」

「そうだよなぁ。オレ達は紳士だからなぁ。」

「嫌なものは嫌よ!」

「……オレ達が優しく言ってやっているのに……」

「何処が!」

「てめえ!」

「はい、それまでだ。」


 一応は事実確認で話を聞いていたけど、聞くまでも無く「ナンパ」で、野郎側のギルティだな。


「紳士なら無理強いは良くないな。」

「関係ないガキは失せろ!」

「もう15なんだがなぁ。」


 そうなんだよな。

 俺の身長は、平均より少し低い上に童顔。

 この顔が、どうやったら数年後には、あの「悪役顔」になるのか分からん。


「痛い目に遭いたく無かったら消えろ!」

「はい、(きぞく)への脅迫発言な。因ってギルティ。」

「「は?」」

「ぎ、が、げはぁ……」

「ご、ぐ、ぶへら……」


 2人に対して、右肘を鳩尾(みぞおち)を下から突き上げ、左拳で顎にショートアッパーで、最後は右回し蹴りでダウン。


「……」

「大丈夫かい?」

「あ、はい。大丈夫です!」

「それは、良かった。念の為に送るよ。」

「……貴族様!?」


 美少女は、俺の後ろに駐車している馬車を見た。


「ああ、気にしなくても良いよ。」

「そんな訳には……」

「良いから、ね。」

「……はい。」


 馬車の中で、自己紹介をした。

 彼女の名前は「ドロテア」と言い、ドワーフ族だった!

 合法○リだー!

 因みに、本人報告では、年齢は20歳前らしいが、外見の年齢は13歳ぐらいだ。


「着いたみたいだな。」


 ドロテアか言った住所は、表通りから、それなりに外れた店舗兼鍛冶工房だった。


「ただいま~。」

「おう。遅かったな。」

「……此方のガ、方は?」


 俺の服装と後ろのメイドを見て、呼び名を変えたな。


「ナンパ野郎に絡まれた所を助けて貰ったの。」

「……そうか。娘の危ない所を助けて頂いてありがとうございます。それで幾ら……」

「ああ、その辺は良いよ。」

「しかし……」

「俺が良いって言っているんだけど?」

「……はい。」


 しかし、店内を見ると、一流と言える武具が並べて有るし、掃除も行き届いている。


 ……隠れ名店だな。


 俺はそう思って話を聞いてみたが、思っていた通りで、場所が悪い所為(せい)であまり経営が良くないみたいだ。

 馴染みのAランク冒険者パーティー達が居るお陰で保っているが、それも何時まで保つか分からないらしい。

 その冒険者パーティーも良い年らしいしな。

 因みに、店主の名前は「ドミニク」と言う。


(うち)の領地に来ないか?」

「領地とは?」

「都市リーガルだ。」

「……と、いう事は、貴方様はリーガル家の……」

「そうだ。どうだ、考えてくれないか?」

「……」

「場所は出来る限り融通するし、義務が(ともな)う税金以外は向こう5年は免除する。どうだ!」

「……考えさせて欲しい。」

「分かった。3日後にまた来る。」


 実は、都市リーガルには、良い鍛冶職人が居ないんだよ。

 ダンジョンのお陰で冒険者が集まり始めたから、ちょうど良かったと言えるな。

 勿論、移転の承諾を貰えたなら、だけどな。

 そして、店の奥では心配そうにドロテアが見ていた。

 俺は我が屋敷に帰ると、親父に許可を貰い、直ぐに手紙を書き、都市リーガルに送った。

 序でに、都市リーガルにクリス達と帰る日を3日後にした。

 俺が招待を受けたお茶会は、侯爵以上に絞ったから問題ないし、後は親父に丸投げした。

 美容ポーションをお袋に渡してからは、俺と親父の力関係は微妙に変化している。



 3日後の午前9時頃


「ディーン様、よろしくお願いいたします。」

「ああ、勿論だ。それじゃあ、はい。」

「ディーン様、コレはまさか!?」

「ああ。アイテムボックスのマジックバッグとポーチだ。」

「……しかも、合わせて4つも!」


 バッグが1つに、ポーチが3つを渡す。


「荷物は、コレに入れて欲しい。ポーチは個人的な物を、バッグには家具や商品に鍛冶道具とかを。」

「……ありがとうございます。」

「自分達の必要な荷物だけで良いから。後は此方で準備するから心配ないからな。少し離れて時間を空けるから、その間に周りの挨拶を済ましておけば良い。」

「はい。」


 俺は、王都近辺で討伐をしていた白銀の光翼を見つけて、ギルドを通して正式に依頼した。

 いきなりで愚痴っていたけど、疲労ポーションをあげて、昼食を高級レストランで奢りと言うと彼女達は沈黙した。



 午後1時頃に行くと、挨拶廻りや必要な手続きを全て終わらしていたドワーフのドミニク一家が待っていた。

 魔改造した馬車にドミニク一家を乗せて、我が屋敷に向かい、準備が済んでいるクリス達を乗せて都市リーガルへと出発したのだった。

 現在、俺個人が所有する馬車は5台だが、全て魔改造済みだから、どれに乗っても快適な旅を約束されている。

 因みに、馬車を引く「馬」は、専用のレンタルを使っているから、馬車だけ持っていても大丈夫だ。


 のんびりと移動したから6日後に都市リーガルに到着した。

 ただ、馬車5台で護衛が女性6人だから、家紋を確かめずに飛び出す盗賊が後を絶えず、結局は専用の袋に19人分の丸い物が入っている。

 アジトは、夜に襲撃した。


 都市リーガルに到着した時点で、準備が整っていたから、領主館でクリス達と別れた後、行ってみた。

 領主権限で押さえた物件5ヵ所を順番に廻り、本人希望で2番目の物件で決まった。

 バッグとポーチは明日、回収すると伝えて俺も領主館に帰ったのだが、正門は人集(ひとだか)りが出来ていて、ナタリー達が居た。

 話を聞いてみると、人集りはナタリー達の家族で、居辛(いづら)くなりナタリー達を頼って来たみたいだ。

 まあ、こうなる事を予測していたから大丈夫だ。

 返す刀で、家族用住居に案内する。


 もう無いなと、領主館に帰ると外遊組の連中が、無い筈の尻尾をブンブン振って俺を待っていた。


暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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