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お帰りなさい、ディーン様。

敢えて省きました。

 とりあえず、あのゲーム内で重要な場所には行ける様にしたいな、と考えた俺は「まだ若い次期後継者は、見聞を広げる為に視察の旅に出る。」を親父に提案した。


 ……許可が降りた!


 そして、外遊用に新たに人化スキル持ちのダンジョンモンスター名前付きを造り送り出した。

 国内は俺が周り、その間に国外は外遊組ダンジョンモンスターにお願いしよう。

 外遊組には、ゲームで重要なポイントに最も近い都市等に適当な地下付きの家を買い、その地下にダミー・コアを使ってダンジョンを形成する。

 俺のダンジョン・コアは、あれから更にレベルアップして、マスターである俺じゃなくても下僕でも大丈夫になったのだ!

 俺は俺で、国内の重要なポイントに最も近い都市等には、地下付き家を買い、ダミー・コアに因るダンジョンを形成する。


 ……これで、疑似ル○ラが出来る!


 あのゲームも、この世界も「ル○ラ」や「瞬間移動系」が無いんだよなぁ。


 ……あ!?

 一応は、リゾートにも、ダンジョンを形成しておこう。



 2ヶ月後


 俺は、思い出せる全ての場所にダンジョンを形成する事に成功した。

 この2ヶ月間は、クリス分を補充出来なくて苦しんだが、その分を払拭する為にクリス好みの場所も押さえた。

 クリスにダンジョンマスターである事がバレたら、バカンスと洒落込もうじゃないか!

 本当に、大変で過密スケジュールだった。

 先ずは、護衛のメンバーはいつもの「白銀の光翼」と、何時ものブラグに「エドガー」役をやらせて、メンバーは、「クラマ」と「ヒオウ」にした。

 魔改造した馬車3台での旅だ。

 1台目、リーガル家の第2秘書等が、2台目は俺やシルヴィアやアナスタシアが、3台目は白銀の光翼が乗っている。

 まあ、筆頭侯爵家次期後継者の視察だからな。

 これでも、最小限にしたんだ。

 昼間は白銀の光翼が護衛して、夜間は「エドガー」達にやらせた。

 そして、何ヵ所かで俺は「偽善」を振りかざして手を差し伸べたから、帰りは馬車が5台になったのはご愛嬌だ。


「お帰りなさい、ディーン様。」


 クリスが代表して「お帰りなさい。」を言ってくれたから、長過ぎるハグをクリスにしてクリス分を補充した。

 馬車の4台目と5台目の人達はメイド長に丸投げして、俺は旅の疲れを癒す事にした。


 因みに、都市リーガルの領主としての決裁は、逆単身赴任した親父がやってくれた。


 その日は豪勢な夕食で楽しい時間だった。

 夕食後は、クリス達に視察中に起こった事等を話した。

 クリス達は興奮して聞いてくれていた。


 翌日も、旅の疲れを癒す為に休みにした。

 そして、お話はまだ終わっていないと言わんばかりに、クリス達に旅の話のオネダリをされた。


 他の都市の良い所を政策に混ぜながら2週間後に、王都では大きなイベントが始まる。

 それは、皇太子と皇太子妃、正確には婚約者だけどね。

 その2人の御成婚式が有る訳だ。

 参加するリーガル家からは、現当主の親父とお袋と天使な妹シャルル、俺とクリスとリーラとディアとソフィアとなる。

 サイラスは、下っ端近衛騎士として会場の警備をしているが、遠距離交際中の婚約者も来ているから、途中で騎士から貴族になるらしい。

 サイラス、優しい婚約者を大切にしろよ!

 まあ、ディアとソフィアは会場入りした後は、壁の華にならざるをえないけどな。

 まあ、筆頭侯爵のリーガル家に牙を剥く馬鹿は居ないだろうと思っている。


 フラグにならなければ良いが……



「リーガル家御一行。」


 そう言われて会場に入る、リーガル家。

 衣装は、全てルミナスシルクで固めている。

 ドレスや宝飾品には全てに毒耐性や魅了耐性等を付与してある。

 過去に、異世界恋愛系の「断罪劇」があった以上は俺は油断しない!

 もし居たら、ゲームヒロイン=魅了スキル持ちと思っていた方が良いからな!

 それに、ゲームに酷似してはいるが、俺が生きる現実(リアル)である以上は、勇者セリオにスキル「魅了」を持っている可能性が有るからな!


 儀式的な催しも終わり、王族側の挨拶も終わり、皇太子と皇太子妃の声明も終わり、これからはダンスタイムだが、当然、最初の1曲目は、未来の正妻クリスからだ。


「クリス、ダンスが上手くなったね。」

「当然よ。三男の婚約者から、筆頭侯爵家の次期後継者の婚約者になったんだから、みっちりシゴかれたわ。」

「ご苦労様。」

「そういうディーン様も。」

「俺も、シルヴィアにシゴかれたよ。」

「お互い様ね。」

「ああ、お互い様だ。」


 そして、一曲目が終わり、俺はリーラに2曲目のダンスを申し込んだ。


「リエスリーラ嬢、一曲よろしいでしょうか?」

「ええ、ディーン様。」


 どうやら、リーラもそれなりにシゴかれたみたいだ。


「リーラもシゴかれたの?」

「勿論よ!」

「公爵令嬢なのに?」

「病弱だったから免除されていたのよ。」

「そういう事か。」

「そういう事よ。」


 2曲目も終わると、俺はディアと踊り、次はソフィアと踊った。

 ダンスタイムが終わり、次は歓談タイムだ。


「魔王王女と傷物令嬢が居るぞ。」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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