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ディーン君!?

現実は、物語みたいに順番にイベントは来ません。

「メイド長、面倒を見てやれ。」

「畏まりました。」


 6人はメイド長に任せた。


 そして5日後、俺は王城に行く為の準備をしていた。

 我がリーガル家は、3番目の王弟の裏での反逆を未然に防ぎ、違法な麻薬を撲滅したのだが、我がリーガル家に王家側はどの様な褒美が良いか悩んだ挙げ句、表沙汰に出来ない王弟の件は無視して、違法な麻薬を撲滅した功績を俺にだけ背負わせる事に決定した。

 つまり、王城には陞爵される為に行く訳だ。


 男爵の次は「子爵」だが、バックには筆頭侯爵家と公爵家の1つが後ろ楯だから、子爵になった分、かなり動き易くなるな。


 ……謁見の間での、文句や陰口言った奴ら、しっかり(つら)を覚えたからな!


 さて、我が屋敷には豪華な料理と、それ以上の輝きを放つ美少女達が俺の前に座っている。


「ディーン様、陞爵おめでとうございます。」

「「おめでとうございます。」」

「クリスに、リーラやディア。ありがとう。」


 因みに、両親達からも祝福の言葉を貰った。

 特に、天使なシャルルは凄く喜んでくれたのだが、腹へのレベルアップを果たした頭突きは止めてくれないか?

 呻き声1つ上げずに我慢をするのは辛いから。

 そんな訳で、俺の子爵への昇爵をクリス達は祝ってくれたし、出された料理は美味しかった。


 その夜


 《ダンジョン・コアのレベルがアップしました。名前を付けられたユニーク・モンスターをダンジョンの支配領域外への無制限の進出を獲得しました。尚、ダンジョン外で死んだ場合は、ユニーク・モンスターのレベルに合わせた純金の代価が必要になります。》


 ……マジ!?


 戦闘用のユニーク・モンスターを増やそう!

 先ずは、貴族としての責任を果たしてからだな。


 と、言っても、決済が必要な書類は……終わった。


 夕食は、英才教育を受けた勘の良いディアに「今日は機嫌が良いですね。」とツッコミを受けたが何とか誤魔化した。

 風呂も済ましたし、寝室に入って今日の終了をシルヴィアに伝えてキスをして寝室からの人払いは終わった。

 基本的には、俺は寝る時は1人派だ。


 良し、コアルームだ!


 今の所、戦闘用は「氷神狼(フェンリル)セレス」に「覇天竜(ハバムート)アリア」に「幻夢魔女王(サキュバスクィーン)リリス」だけなんだよな。


 ……いや、クロンとかブラグも強いよ。

 でも、どちらかと言えば、非戦闘員で能力の方は戦闘面を引き上げていないんだ。

 学生のアマチュア格闘技と、軍人等の戦闘のプロぐらいの差が有る。


 さて……


 結果は、知と幻術の九尾の狐「空狐(くうこ)クラマ」

 炎と再生の象徴である不死鳥「鳳凰(ほうおう)ヒオウ」


 とりあえず、DP(ダンジョンポイント)をギリギリまで使って召喚が出来たのは、この2人で勿論、スキル人化持ちだ。

 先ずは、九尾の狐「空狐クラマ」の外見は、銀髪紅眼で平安時代の貴族の服装が近いな。


「我が君よ。召喚に疾く参じました空狐です。」

「九尾の狐にして空狐よ、お前の名は『クラマ』だ。」

「御命名、拝領いたしました。妾の名はクラマ。」


 次は、炎と再生の象徴である不死鳥(フェニックス)で、外見は、朱髪金眼の中○ドラマとかの上位の貴族令嬢が近いな。


(あるじ)よ。召喚に応じ参じました鳳凰です。」

「不死鳥にして鳳凰よ、お前の名は『ヒオウ』だ。」

「御命名、拝領いたしました。(わたくし)の名はヒオウ。」


 意見を聞いて住居を作った後、クラマとヒオウはセレス達に任せて、俺は自分の寝室に転移する。


 翌朝、リン達の早朝鍛練が終わって自分の窓からふと庭を見ると、イネスにアナスタシアの妹2人が一生懸命に庭掃除をしていた。


 ……頑張っているな。


「シルヴィア。」

「はい。イネスやナルシアにハルシアも、本人なりに頑張っております。」

「そうか。あの3人に、次の休日に菓子を贈ってやれ。」

「畏まりました。」


 ふと、ドアをノックする音が響いた。


「入れ。」

「失礼します。」

「どうした?」

「はい。昨夜、旦那様の所に領地からの緊急の手紙が届いたみたいです。」

「分かった。シルヴィア、準備を。」

「はい、直ちに。」


 俺はシルヴィアに服等を準備をして貰い、足回りだけ魔改造(チート)した馬車に乗り親父達が居る屋敷に向かった。


「父上!」

「どうした、ディーン?」

「緊急の手紙が届いたと聞いたのですが……」

「……もう、お前の耳にも入ったのか。」

「それで、手紙の内容は?」

「領地の東側の森に、小規模だがオーガの群れが出来ているらしい。」

「……分かりました。僕が支援しているBランク冒険者チームが居ますから向かわせます。更に、その者達の伝手を使い、事に当たらせます。」

「……うむ。ならば、ディーン。」

「はい。僕も領地に向かいます。」

「学園には私から言っておく。」

「お願いします。それでは準備が出来次第出発します。」


 俺は直ぐに屋敷に戻り、シルヴィアに指示を出し準備を整えると、魔改造(チート)した長距離用(オフロード)の仕様の馬車に乗り冒険者ギルドに行き、白銀の光翼が待っていた。


「お待ちしておりました。」

「話は聞いているな?」

「はい。準備は出来ております。」

「なら、2台目の馬車に乗れ! 直ぐに出発する。」

「「「「「「はい!」」」」」」


 勿論、2台目の馬車も、魔改造(チート)した長距離用(オフロード)仕様だ。

 そして、夜間も飛ばし移動した結果、2日目の朝には都市リーガルに到着して、領主館に向かい執事から今の状況の説明を聞いた。

 どうやら、30匹程のオーガの群れは、今の所は森に潜んでいるらしいが、何時(いつ)、この都市に向かって来るか分からないらしい、と冒険者ギルドのギルドマスターから説明を受けたと聞いた。


「ディーン君!?」



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