表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/129

屋敷の管理を任せられる者達を、な。

住む所ぐらい安心したいよね。




 そんで、屋敷も男爵級の規模じゃなくて、何故か侯爵級の屋敷を貰った。

 俺、男爵位なのにな。


 ……そう言えば、ごく最近、とある貴族が廃爵になったなぁ~。


 正式な王命と褒美だ。

 嫌だが、兎に角、嫌だが、受け取るしかない。

 それにしても、悪役(ディーン)が男爵か。

 勿論、これもゲームには無かったから、今後も(ディーン)にはこういう事が起きそうだな。


 宰相から支度金として白金貨10枚を貰い、親父と一緒に行ってみたが、無駄に豪華絢爛な屋敷だった。

 門番に書状を見せて説明し、屋敷に入って王城から派遣された管理代理人に説明して、屋敷を俺好みに変える工事を発注した。


 ……屋敷の中も豪華絢爛だったんだよ。


 そして、以前から屋敷で働いていた者達は、管理維持の為に残っていて、後は、俺の判断に任せられている。

 だから、1週間後に来るから、残るか出るかを決めておく様に伝えて今回は帰った。



 1週間後


 3割が辞する事になり、1人1人に紹介状と退職金を渡して去っていった。

 因みに、それ以外にも逆恨みを持った奴も居たから、そいつらには貴族的な我が儘という形で退職(クビ)にした。

 勿論、そいつらには紹介状や退職金は無し。

 まあ、誹謗中傷を言っても、リーガル家を敵に回す貴族は居ない筈だから、貴族家への再就職は不可能だろうな。

 紹介状が無いとは、そういう意味でもある訳だからな。


 そこから更に、ダンジョンマスターの能力で透視や盗聴して、不適格者を紹介状と退職金無しで追い出していった。

 陰で、俺やクリス達の悪口を言う奴を残す理由は有る?

 無いよな。

 そういう訳で、削っていったら、侍女全員は最初の3割に入っていて、残ったメイド達も、約8割は居なくなった。

 野郎共も、貴族ではなく家に仕えていた者達が残り、約2割となった。

 男女で、約2割程度しか残らなかったな。


 そして、1ヶ月後の屋敷での男爵就任式を親父のコネと人材と金で乗り切った。

 勿論、俺の婚約者としてクリス達が頑張ってくれたのは大きいといえる。

 まあ、俺のバックには筆頭侯爵家とルーギンス公爵家があるからな。

 俺自身も頑張ったぞ。

 筆頭侯爵家を建前にして、俺が狩ったAランクモンスターを飾ったり、ダンジョン産の上級ポーションを3割入れたジュースを配り、慢性的な病気や怪我を回復させたりした。

 結構、喜んでいたぞ。

 それに、俺がダンジョンマスターになってからは、ダンジョン産リストに何故か美容ポーションが有ったから、本当に少しずつだが、お袋やクリス達やその母親や姉妹やシルヴィア達に渡していた。

 来場した女性には、オリジナルの1割に薄めたポーションを3本お土産に渡した。


 ……何故か、希釈が出来た。


 最近のお袋の美貌を知っている夫人達は喜んでいたよ。

 只の新参の男爵なら抵抗も出来ずに絞り取られ搾取されるが、大事な事だからもう一度言うが、俺のバックには筆頭侯爵家とルーギンス公爵家があるからな。

 先ず、大丈夫だ。

 当然、クリスの実家のキュリウス伯爵夫人やリーラの実家のルーギンス公爵夫人にはオリジナルを送っているから、来た手紙には、感謝の言葉と共に美容ポーションの催促が書かれていた。

 まあ、Aランクモンスターや美容ポーション等の出所は親父やお袋に聞かれたが、独自の伝手と俺自身の強さを証明したら一応は納得したみたいだ。

 言っておくが、結構苦労したんだ。

 外出は必ずシルヴィアと一緒だったからな。

 誤魔化すのも一苦労だ。

 とりあえず、白銀の光翼には口裏を合わせておこう。



「疲れたー。」

「「お疲れ様です、ディーン様。」」

「ありがとう、クリス。リーラ。」


 リエスリーラは、正式に婚約が成立した後、呼び名を「リーラ」にして欲しいと言われて、愛称で呼ぶ様になった。


「「お疲れ様です、ディーン様。」」

「ああ。シルヴィアやアナスタシアもお疲れ様。」

「ディーン様、お疲れ様です。」

「リンやセレナ達も、ご苦労様。」


 しかし、この屋敷の管理をするのに、この人数では全く足りないよな。

 とりあえず、元々、この屋敷で働いていた者達には、臨時ボーナスとして、全員に大銀貨1枚を渡したら、かなり喜んでいた。


 クリスとリーラを見送った後、俺の新住居となった屋敷の主寝室のソファーに座る。


「人手不足か……」

「ディーン様、旦那様にお願いされては?」

「う~ん。父上は、そういう甘えには厳しいからなぁ。」

「失礼いたしました。」

「シルヴィアが謝る事じゃないよ。」

「ありがとうございます。」

「……あ!」

「どうされましたか、ディーン様?」

「いや、何でも無いよ。ただ、思い出しただけ。」

「何をですか?」

「屋敷の管理を任せられる者達を、な。」


 そうして、俺は親父達の屋敷に執事見習いと料理人見習いと庭師見習いを1人ずつ送った。

 そして、残っていた、この屋敷で働いていた者達全員を、希望を聞いて同等か上位の貴族家に斡旋して送り出した。

 それと平行して、俺が連れて来た侍女候補やメイド候補達をシルヴィア達が指導している。

 これで、完全に俺の屋敷になった。


 まあ、ぶっちゃけ、ダンジョンモンスターを人化スキルを与えて働いて貰っている。

 当然、全員がBランク以上の強さを誇る。

 サキュバス系やウルフ系や狐系やアラクネ系やドッペルゲンガー系等、ダンジョンモンスター見本市みたいになっている。


 3週間後には、修行に行っていた執事見習いの古代竜(エンシェントドラゴン)が人化したクロンや他の者達が帰って来た。

 早速、王城から派遣された管理代理人から引継ぎをし、仕事を始めている。

 それと、リン達の指導はシルヴィアか担当する事になったのだが、結構、嬉しそうに指導している。

 シルヴィアは、妹が欲しかったのか?


 落ち着いた頃に問題が発生した。




暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ