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……はぁ。名乗らないといけないか

アニメの次回予告で、次回のネタバレをしていた、みたいな事をやってみました。(笑)

「まだ、分からないみたいだな」

「何を言っているのか分からないわ。それより、店の品格が下がるから早く出て行ってくれないかしら?」


 アグスティナが、何故、オーナーが誰かを聞いたのに気付いていないみたいで、まだ俺を追い出そうとしている。


「……はぁ。名乗らないといけないか」

「申し訳ありません、ディーン様」

「……ディーン様?」

「改めて名乗ろう。俺の名前はディーン=フォン=リーガルだ。そして、ルミナスローズのオーナーでもある」

「……え!?」

「そして、勿論知っているだろうが、この国インペリアル王国の筆頭侯爵家の次期後継者であり、ルナフィリア侯爵でもある」

「……ひ!」

「やっと気付いたか。そうだ。貴様が『金無し』と言ったのは、この国の筆頭侯爵家の次期後継者で、ルミナスローズのオーナーで、ルナフィリア侯爵の俺だという事だ」

「あ……」

「ディーン様。この愚か者は如何いたしましょうか?」

「おい」

「ひぃ!」

「何故、マニュアルには、来店者を上位貴族と思って対応しろ、となっているか分かるか?」

「え……」

「それは、来店者自身が初見では、どんな身分や立場か分からない上に、その関係者にどんな身分や立場の者が居るか分からないからだ」

「……」

「現に、貴様が『金無し』と言った俺は、筆頭侯爵家の次期後継者で、ルミナスローズのオーナーで、ルナフィリア侯爵だ」

「……ディーン様」

「店主アグスティナ」

「はい、ディーン様」

「ルミナスローズ王都支店のオーナーとして命ずる。

 この者の雇用は現段階で懲戒処分とする。処理しろ」

「畏まりました」

「そして、ルミナスローズ本店で再教育する」

「承知しました」

「……え!?」

「来い」

「……」

「死にたいのか?」

「ひぃ!」




 ???side


 その後、とあるダンジョンの何処かの階層では、かなり激しい責めを受けていた女性が居た。

 その女性は、相手の男性に許しを乞う中、嬌声をあげていたが、その女性は王都のルミナスローズの支店で働いていた女性に似ていた。




 ディーンside


 傲慢な勘違い女を、とりあえずダンジョンに送って「初めて」を美味しく頂いた後、ダンジョン内の屋敷のメイド見習いにして、冒険者達のダンジョン攻略を見てみた。


「先ずは、第1階層だが……おお~! 頑張って薬草を採取しているな」


 ダンジョンの様子を映し出しているモニターには、必死に薬草を採取している小学生ぐらいの外見の少年少女達が居た。

 リアルでも、異世界でも、国の中心に住む者が全員が裕福ではない様に、この王都に住む者が全員が裕福では無い。

 だから、ストリートチルドレンや、孤児院の子供達が第1階層の薬草を一生懸命に採取していた。


 第2階層では、普通の服で、銅の剣や槍を持つ少年少女が、ゴブリンと戦っている。

 まあ、4対1で、ゴブリンが「1」の方な。


 第3階層では、冒険者に推奨の厚手の服を着て、鉄の剣や槍を持つ少年少女が、ゴブリン3匹と戦っている。


 第4階層では、冒険者はかなり傷んでいる革の防具を胸に装備してゴブリン5匹と戦っている。


 ……と、こんな感じで、調整は難しかったが、冒険者育成場所として機能している。


 しかし、ダンジョンである事には変わりなく、人の闇が映し出していた。


「きゃあああーーー!」

「ひゃははは!」

「諦めるんだな」

「お前みたいな無能をオレ達が仲間にする訳ないだろう」

「そんな……」

「諦めて股を開くんだな」

「いやぁあああーーー!」


 第6階層の行き止まりで野郎3人に女性1人が居るのだが、どうやら女性としての地獄に落とされようとしていた。


 何回も言うが、「知った以上は……」ってヤツで、俺は奴らの背後に転移した。

 そして、3人を斬首した。


「……え!?」


 そして、俺は奴らから剥ぎ取りをし装備を破壊した。

 その後、現金を全て集めて小袋に入れる。

 更に、俺のマジックポーチから金貨1枚を出し、女性に見える様に小袋に金貨を入れる。

 その小袋を女性に渡す。


「……え!?」


 女性は、キャパオーバーで、「え」しか言えない様だ。


「はい。慰謝料」

「……はい」

「それじゃ……」

「待って! 私、戦えません!」

「……」

「……」


 女性の後ろに、雨が降っている中で「拾ってください」と書かれた段ボールに入っていて、雨で濡れている仔犬を幻視した。


「はあ。ダンジョンを出るまでな」

「……ありがとうございます!」


 ダンジョンを出るまでに、女性「セリン」と話をした。

 セリンがダンジョンに居る理由は在り来たりで、父親はCランク冒険者だったが病死で、母親は無理が祟りベッドの上で、まだ小さい9才の妹が居る。

 働けるのは自分しかいない状態で、考えた末の答えがダンジョンで一攫千金狙い。

 奴らには無能と言われたけど、父親から風属性魔法の「エアカッター」を学んでいたからイケると思っていたが、初めてのダンジョンの緊張と恐怖で放てなくなった、という訳だ。


 因みに、ダンジョンモンスターは、俺達に近寄らない様に思念で命令済みだ。


 そして……


「あははは。ダンジョンモンスターに1回も遭遇する事なく出れちゃった……」

「そういう事もある」

「そうなんだ」

「セリンは、今後はどうする?」

「今日初めて会った上に恩人に対してアレだけど、お願い助けて!」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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