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7月21日
仕事が終わらない。
終電まで頑張っているのに業務が息付く間もなく次々に舞い込んできて君との時間が削られている。
遅くて食べる元気がないから君にご飯を要らない連絡を入れたらお疲れ様、とだけ帰ってきたけど冷蔵庫に入ったラップのかけられた冷えた2人分の食事と布団で小さく丸まる背中に待っていてくれたんだろうと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
明日からは休日だけど、連休は君が旅行に行くと言っていたからその間の家事はしっかりやろう。
君が帰ってくる日には君が好きなオムライスを作っておこう。
ごめん、晩ご飯は明日食べるね。