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春休み
世の中は、春。
俺は今年で高校生になる。
といってもまだ始業式手前の春休みってとこだ。
こんな俺のことなんだが、俺ん家には親父がいない。
詳しくは親父は、生きているみたいなんだが消息不明で、どこにいるかすらわからない。
家はなにかとお金のことやなんやらで、苦労がたえなかったんだが、
お袋の親戚関係の方たちのおかげで、あまり苦労をかけずに生きてこれた。
でも、その裏にお袋が背負ってきた苦労もみてきた。
親父がクソみたいな人間のおかげで、残された家族は
大変な思いをした。
だが、俺にこのあとどうしても親父をゆるせなくなった事件(悲劇)がおきた。
それは親父が作った借金があった。
とゆうか今までお袋が俺に迷惑をかけまいと、俺に黙ってお袋が、少しずつ返していたことを俺は春休みなのに知ってしまった。
そうこれから、高校生になり新規一転するってのに、
もう親父をぶん殴らないと明るい未来なんてない!大人として新規作成!?させると思いながら、
おれは、その借金の明細をみて震えていた。
親父を許してはおけなかった。
つづく。