表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今度こそ疲れ過ぎないようにリベンジ!でも結局ハプニングだらけの2回目一人旅in松江・出雲  作者: 夏目 碧央


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/41

島根県立美術館コレクション展

 美術館は横に長い建物だった。入り口から入ると、バーンと広い窓がある。そして、その向こうには日差しに光り輝く宍道湖が広がっている。バスから降りてここに入って来たのは私だけで、非常にいている。チケットを買ったが、バスの1日乗車券のお陰で割引になり、常設展は240円だった。特別展も勧められたが、唯一私の興味を引かない“写真展”だったので、そちらのチケットは買わなかった。チケットはパソコンでたった今印刷してくれたA4用紙で、QRコードが印字してあった。それを持って螺旋階段を上り、コレクション展の入り口でコードをピッとやった。これ、だいぶ節約されていると思うのだが(チケットをわざわざ作成せず、印刷で済ます)もっと言えば紙に印刷せずとも、スマートフォンに送るなどしてデータだけのやり取りで済ませる方法はないものか。せっかく印刷しても、ちょっと歩いてすぐ用が済んでしまうのだ。紙がもったいないと思ってしまうぞ。もっと言えば、プラスティックの番号札のような物でもいいのではないか?それだと手元に何も残らないからダメなのかな。

 常設展だけでも、色々とあった。特別展をやっている写真家の写真もけっこうあったけど?本当にこの他に特別展があるのか、と疑問だった。

 写真撮影OKの作品は少ないが、その代わりに展示室ごとにカードが置いてあって、自由にお持ちくださいという状態だった。カードには作者や絵の説明、そして絵そのものの写真が載っている。太っ腹だな。さすが県立美術館だけある。思わずほとんどすべての絵のカードをもらってきてしまった。写真が撮れるなら撮っていたであろう気に入った絵は全て。

 “北斎コレクション”と銘打っている程、たくさんの北斎画はなかったが、印象派辺りの絵はけっこうあった。モネの絵もあって嬉しい。だが、モネの絵は遠くから見ると良いのに、今回どうもダメだった。私の視力の問題だろう。今、右目と左目の矯正視力が違い過ぎて、遠くへ行く程右目の方が見えなくなってしまい、遠近感がおかしくなるのだ。やっぱり眼鏡を作り直さないとダメだな。

 一通り見終わり、テラスに出てみた。建物の西端にあるテラス。誰もいない。まだ太陽はけっこう高いところにあり、まぶしい。一応写真は撮ったが、夕日と言うには明る過ぎるし、まだ湖に沈みそうもない。

 テラスから建物内に戻ると、そこに看板があって、北斎ガチャと書いてあった。QRコードを読み込むと、北斎の絵の写真フレームが手に入るらしい。どの絵が来るかは分からないという事だ。やってみると、特別有名な絵ではなかったが、遊女がたくさんいる北斎の絵だった。フレームなので真ん中が開いている。その状態で自撮り写真を撮って保存した。富岳三十六景の有名な絵とかだったら、もっと人に自慢できたのにな。

 1階に降り、美術館の外に出てみた。割と人が出ていた。良い天気で、まぶしい。だが、だいぶ日差しが和らいで、暑くはなかった。すぐ目の前が宍道湖で、水際まで近寄れる。風があるので、海のように波が打ち寄せる。いや、ほとんど海だ。西側の水平線の向こうには何もない。空と湖が接している。海だ。

 横に長い美術館の前を、ずっと歩いて行った。ウサギの置物がたくさんあり、芝生の上に並んでいた。オブジェもあるし、とてもきれいな所だ。でも、日に焼けそう。それでも、バスの時間まではここにいないと。他にやる事もないし。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ