第0小節 エピローグ!音楽で世界統一したるわ!
「これを読んでいる人へ。
私が馬鹿でした。音楽が好きで好きで、その気持ちがあれば夢は叶うと願っていました。でも、何をしても私には人を救う曲なんて作れないのだと、そんな才能なんて無いのだと、分かりました。私は音楽が生きがいで音楽に依存して生きてきました。でも音楽は私なんて全く必要としていませんでした。全く意味のない、無力で無価値な凡人の音楽。そう言われ続けてもう、死にたいと思うぐらいに現実がわかりました。だから私はこれを書いています。初めて書くな、遺書ってい言うのかなこれ。私が死んだあとニュースとかになって世界中で発信されて私は有名になれるかな。さようなら。大好きだった音楽、大好きだった世界。
-下澤 鳴李音- 」
私の名前は下澤鳴李音。ごくごく普通の高校生、才能があるとか特別なんて以ての外。それでも音楽は世界を変えられると信じて自分がそれを実現してやると思って生きてきました。でも私は少し前まで音楽という物の全てが大好きだったのですが、いつしかすべてを嫌うようになりました。音楽も何もかも嫌いなった。これでやっと楽に……
始めまして才音です。短くて読みやすい小説!頑張って連載しようと思います。応援よろしくお願いします。エピローグだけってのもあれなんですけど続きも出来てきてるので待っててください!