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銀月の詩集  作者: 薄雪草
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高い空に鈴が鳴る


秋の風に愁う

メランコリーな気分

高い空には鈴が鳴る

トンボはどこか遠くの方へ


空のなかの白い雲

広がりゆく彼方に

晴れた空に妖精が

綿毛をふわり飛ばしている


丘には秋桜の花

風にゆらり揺れている

すすきは穂を伸ばして

さらさらと手のひらを流れる


公園の木立のなかに

梢と梢のあいだに

涼しさを見つけて

最初の枯れ葉を拾った



去年の秋

今年の秋


10年前の秋

10年後の秋


いつも同じ景色

少しずつ変わる人びと


微笑みをくれた人

楽しかった時間



誰が側にいたの

誰の側にいるの




誰が側にいたの ──…







Carol of the Bellsをオルゴールで聴きながら。皆さまの隣には誰がいましたか?

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