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ヒューの日常
ヒューはうんざりしていた。何もかもうんざりしていた。授業は退屈だし、女子も嫌いだし、先生や先輩は年上というだけで上から目線で話す。
やっと一年生が終わって中二になったものの、今度は退屈な波が毎日押し寄せていた。
「何か面白いことねーかなー。」窓から外を見ながら呟く。
ヒューは自分の名前にもうんざりしていた。タダノミキ。ただの人間、それがヒューのあだ名の原型だった。
「まぁ、ミキって呼ばれるよりはマシか〜うーーーん、、、どうなんだろう。」
授業も五時間目を迎え、これが終われば帰れる。今日も三人で遊ぶのかな、それだけしか最近は楽しみがない。
ヒューはいつも遊ぶ少年と、午後の授業の開始からずっと寝続けるタロウを見た。
「今日もゲームかねー。」
外を見る以外やることが無い。世界は退屈で出来ている。と思った。
あの飛行機雲が核ミサイルなら、ちょっとは楽しくなるのかもな、と考えながら。




