一時的協力
ブロドスィアとサラは蓮に気付くと真っ先にサラが「何?お前も捕まったの?」とゲラゲラ笑いながら話しかけてくる。
「作戦を遂行させるためにわざと捕まったの。お前らは何でいるんだよ?」
「あー、俺は少ししくじって此処に入れられた。」
「俺は少しこいつと話がしたくて入った。」
「なるほど、そうか。良からぬ事を考えているのは分かった。まぁ、お前らの企みを邪魔する余裕ないからこっちの作戦に首を突っ込まないでよ。」
「…なぁ、こっちの手助けしてくれたらそっちの作戦とやらに協力するんだが…どう?」
ブロドスィアは蓮の隣に移動し話し始める。
「久しぶりにあったから少しだけで情報やるよ。お前が此処に来たってことは村の連中だろ?」
以前ギドと中身が入れ替わった事もありあっさり見破られる。それと同時に目的の場所に来れた事を知り安心する。
「お前がどんな情報持ってるか知らないが俺はここの事なら色々知ってる。どう?俺とあいつの手助けしてくれないか?」
「お前らの手助けはいらない…とは言えない。悔しいが俺は何も知らないからな。お前らの手助けするよ。」
「利口だ。」
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