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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
972/1019

三つの事件

 次の日の朝、蓮は玄関で外の空気を吸いながら伸びていると空から丸められた新聞が落ちてきた。空を見ると気球のような物が飛んでおりそこから的確に家の玄関に新聞が落ちていった。


「日本で言う新聞配達かな?」


 蓮は新聞を拾い家に入りそのまま黙読する。内容は大きく分けて三つあった。


 ・フェンディル王国崩壊。

 ・有名探検家ゴルの正体。

 ・解放軍の実態。


 昨晩フェンディル王国が魔王軍の襲撃にあい国は崩落現在被害者の救助を優先しているという内容だった。


「…何でこの人ら魔王軍が襲ったって分かったんだ?」 


 有名探検家ゴルは解放軍が集めた証拠と行方不明だった王女の証言もありゴルは幽閉されるという内容。


「当然だな。で、何で解放軍書かれているんだ?」


 世間で人攫い集団の解放軍がゴルを捕まえ、王女を救った事で国々は対応に追われている。それしか情報が無かった。


「何があったんだ?」


「新聞には詳しくか書かれていないが、我々を消そうとした国々が世間にデマを流したんだ。」


「そうだったんだ。…って誰?」


「名乗るのが遅れた。俺は解放軍の情報収集が主な担当アーモンド。こうして顔を出すのは始めてだが皆の事は団長から聞いている。」


「そ、そうですか。」


「今回団長が狙ったのは自分達の行動を世間に知らすため。国のデマを消すための行動とはいえ皆さんに手伝ってもらってしまって…自分からも済まない。」


「いえ、それよりこれから解放軍はどう動くんですか?」


「勿論この世全ての奴隷達や解放。その為に、これから団長と俺ら幹部はある王国に行きます。ですのでしばらくは会えんと言ってました。自分はこれで。」


 そう言ってはアーモンドそのまま玄関に行き出て行った。

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