バイオ③
「とりあえず、手当たり次第攻撃だ。」
コウは再び羽を出しバイオの顔と思われる所まで飛び炎で燃やし続けるが反応が無くそのまま歩き続ける。次にフウが辺りを凍らしながら脚を固め胴体にデカイ尖った氷の塊をぶつける。尖った氷は胴体を穿いたが苦しんだりもせず歩き出す。
「効いてるのかすら分からないな。でも、どんなに効かなくても体制を崩せば!」
蓮は能力を使用し電光石火のスピードでバイオの左脚を一太刀で斬り落としその斬り落とした部位を今度は素早く細切れにする。バイオはバランスを崩しそのまま地面に倒れる。
「フウかコウ!これ頼む!」
「「了解!」」
意図を汲み取った二人はコウは最大火力で燃やしフウは氷の中に閉じ込めた。
「なるほど、さっき斬り落とした部位が動いていたから塵にしたり凍らせたりしたんだな。」
「あぁ、やっぱりあの二人がいて助かったよ。」
「おい、今のはどう考えても俺だろ?」
「耳おかしいんじゃないですか?フウかコウって言ったんですよ?つまりどっちにも頼んだわけです。」
「そりゃお前が不安だから俺にも頼んだんだろうな。」
「それはこっちのセリフだ。」
二人は手こそは出さなかったものの今すぐにでも戦いを始めようとしていた。
「…何故あの二人はこうも喧嘩するんだ?」
「さぁ?って話てる場合じゃねぇ。おいフウ!倒れてる隙にあいつ凍らせろ。立ち上がる前に至急!」
二人は睨み合った後少し距離を取りフウはバイオを凍らせる。
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