メカメカしい武器
何かが崩れる音と共に各方面から煙が上がり眠りについていた住人達が起き出し外に出てあっちこっちに行き始める。
「始まったな。」
「どっち行きます?こっから近い方に行きますか?」
「あっちの目的が分かってるから武器がある方…商店街近くが良いかもしれない。」
「あ、それ良いですね。」
「物騒だなー。」
「そんなもんよ。早苗はどうしてこっち来たんだ?こっちの方が殺伐としてるのに。」
「気分で動いた。」
「危ないですから霊獣出しといてくださいよ。」
四人は駆け足で商店街の方に向かうと、この国の兵士と見られる人達が剣とチェーンソーを足したような武器を持っていた。それを見た蓮は少し考えた。
「(泰智の持ってた銃って元々、違う誰かが持ってたやつだよな?しかもあの武器、どうみてもこの世界で作れるような物では…。)」
「あれが例の武器ですか。」
「…そうだな。」
「レン何か気になる事があるのか?」
ジャックに言われ少し迷ったがこれ以上考えても何も出ないと思いみんなに意見を求めようと口を開いた。
「あの武器や泰智の持ってた銃、それにこの街に売られてる銃。そんな技術何処で手に入れたのかなと。レックスの持ってた銃は持ってるやつと全然違うから少し気になってな。」
「言われてみれば。いや、むしろ気付くべきだった。」
「確かに、でも今はその場合じゃあない。」
「だな、俺達はとりあえず足止めしますか。」
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