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剣の手入れ
泰智は持っている全ての剣を取り出し、一本一本鞘から取り出しまじまじと見る。
「剣の手入れしてるんだ。」
「一様ね。いつでも万全の状態じゃないと伝説の剣でもいつか折れる。万全の状態でも折れるときは折れるけどね。」
「…しかし、こうしてみるとお前って結構持ってるな。」
剣を並べてみて、手元に有る剣の殆どが伝説の剣だった。蓮は死竜を手に取りゆっくり眺める。眺めていると変に緊張し胸が苦しくなる。
「いる?」
「いや、何かこれ持ってるとおかしくなる。お前は大丈夫なのか?」
「何ともねぇよ。」
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