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忍者修行その1

「えー、じゃあとりあえず自分が当時修行した内容で良いですか?」

　月影はそう聞くと、蓮達は頷く。月影は地面に何かを植える。すると地面から筍が生え少しずつ成長していく。

「忍者にとって脚は最も使うので脚力の修行です。みなさん、連続で飛んでいってください。この筍も直ぐに成長するでまた飛ぶ…それを何回も同じことをするんです。」

「…こんなの簡単じゃないか。」

　コウは少し呆気ない声で言うが蓮はあまり自身が無かった。

「じゃあ休まずお願いしますね。大体飛び続けていたら…そうですね一日くらいでしょうか?」

「ちょっと待て、そんなに飛ばないといけないのか?」

「いえ、拙者の予想では皆さん一時間くらいで終わると思います。何故なら、この筍成長速度が普通より早いですがこの修行だと苦難です。さっき休まず飛び続けてと言いました。これには脚力と体力、それと根気の成長に繋がります。」

「…べ、別の良いか?」

「分かりました。じゃあ筍飛びする人はそのままお願いしますね。」

　筍飛びはフウとジャックが残り他は少し離れて近くの湖に訪れる。

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