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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
907/1019

具体的なイメージ

「…なら、ここをこうするか?あ、でも防がれる事も考えると。」


 質問を終え家の裏側で実際に剣を持ち軽く振りながら、次にどう動くかを考える。


「もし、初手で防がれたら蹴りや素手も考えないとな。」


「順調か少年よ。」


 年老いた口調で桑を持った泰智が現れる。


「まぁ、ボチボチ。具体的なイメージは出来たし後はどのように繋げ敵を倒すかとか考えないといけない。」


「なるほど、ちなみにどんな風に仕上げるの?秘密か?」


「女神の加護で素早くなっているから純粋に連撃するのが良いかと。もし、初手や途中で止められても良いように別のパターンも考えないと。」

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