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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
893/1019

その本らしきもの

 ヒロ達が帰るのを見たあとゆっくりとドアを開きすぐさまシャンデリアに飛び移り書斎を探す。


「ヒロ明らかに俺の方見てたな。」


「あぁ、だが何も言わなかったな。」


「あいつ何したいんだろ?敵なんだけどたまに変な行動するし。」


「お前もだろう?」


 二人はシャンデリアの上で移動しながら話しているとさっきの王座の部屋と同じような扉を見つけ今度は兵士も誰もいないことを確認しすぐさまその部屋に入る。

 部屋は、壁一面に本棚がありどれも重く分厚かった。


「」

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