魔王軍と繋り
ドアが開くと、そこには正装したヒロと白衣の女性が立っていて中に入り王の真ん前に座る。
「おい、何であいつもいるんだ?」
「誰かいたのか?」
「ヒロだよ。それと、隣に白衣の女性がいるな。」
「あ、泰智は合ってないのか。その女性前に漂流した時に俺ら会ったわ。」
「お前らの事情は知らないが、魔王の手下何だろ?となると、この国はもう駄目だ。支配下にあるか滅ぼされに来たか。」
「うっわ、嫌だな。早いところここ出ようぜ。今ヒロに会いたくねぇ。」
「どんな話をしているか聞くだけでも価値はある。」
「まぁ、確かにそうだな。」
そう言って、泰智はヒロ達にバレないように壁に身を寄せる。
「今回の囚人の提供ありがとうございます。」
「いやいや、罪を犯した彼らが悪い。是非更正して国に戻ることを祈ってるよ。」
二人の会話を聞いていると小声で蓮が話しかける。
「多分だが、そこの王様騙されてるぞ。前に泰智が倒したセイルーンがあんな姿になってたんだ。改造する気だ。」
「へー、そんな事が。となると、魔王軍の兵力は未知数だな。元は人間とはいえセイルーンみたいなのが量産されたらめんどくさいぞ。」
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