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秘密のBAR
「そこを右折だ。」
影から言われるまま移動していくと、行き止まりの場所についた。
「ここからどうするの?」
「そこの一箇所だけ出っ張ってる部分を押してくれ。」
言われた通り押すと、左の壁が開き下に降る階段が現れた。
「隠し通路か。良いね好きよ俺。」
階段を降りていくと後ろの方で閉まる音がして薄っすらと灯りが付きそのまま降りていく。しばらくすると、扉が見え開けると一軒家位のスペースのBARがあった。奥にはサングラスを付けた男性がずっと泰智を見ていた。
「…あの人、俺の事見てきてるんだが?」
「気にするな。それともう良い。」
影からクミが出て来て真っ直ぐサングラスを付けた男性の近くまでよる。
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