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反応は消えてない。
「あ、少しこいつと話したいから少し席離す。」
クミは泰智の腕を掴み二階に上がる。二階につくと周りを見て外を確認し話し始める。
「貴方、本当に私の剣持ってない?」
「うん、探してもない。」
「おかしいわね。反応は確かにここに。」
「なー、前にその剣に魔法掛けられて位置が分かるんだろ?誰に掛けられたの?」
「…それは…誰だっけ?」
「うん?前にそいつの水晶だが何かを見てここに俺がいるって分かったんだろ?じゃあ知ってるやつだろ?」
「…すまない、本当に思い出せない。こんな事は初めてだ。」
「まぁ、いいや。」
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