トロモイ王国について
「ふー、家の修理終わった…って何故クミがいる⁉」
村の破損した家の修理に行っていた蓮が家に戻ってくるとクミがいることに驚いた。
「…上がらせてもらった。」
「泰智君に会いに来たんだって。」
「そ、そうか。(そういや、前にこの家に来ていたって言ってたから場所は知っててもおかしくないのか。)」
蓮は落ち着くように冷蔵庫からお茶を取り出しコップに入れ飲む。
「あ、クミ。一つ聞きたいことがある。トロモイ王国って知ってるか?」
「…あぁ、知ってる。一回あの国に行って潜入したことがある。あの国はある意味酷かった。それで、何故ある国の事を?」
「実はこの村の住人の殆どの人が連れ去られて、候補としてその国が出たんだ。もし、しってる事があったら教えてくれ!」
「…あの国は、YPという国の王様が支配してる国だ。表面上は良い人そうに見えるが、中身は奴隷を所持やや残虐な行動の数々、もはや、国と呼べるのか分からない。もしかしたら、お前の言う村の人達もそこにいるかもな。」
「分かった。情報ありがとう。」
「…それと、あの国は勢力としてもどの国よりも上だ。生半可な力で戦うと死ぬぞ。」
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