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俺達の冒険物語  作者: 梅松
村発展編
88/1019

その2.5

「ごちそうさま‼

いや~、やっぱり馴れないことはしないもんだね。」


「おい、馴れないことを何回もやって上達するんだぞ。

そのままにしてたら何もできないぞ。」


「泰ちゃん、そんなこと言っても

泰ちゃんの料理が美味しいからいつも楽しみにしてるんだよ。」


「理由になってねーよ。

しかしお前このサラダひでぇーな、

野菜切ってないよ。」


「だ、だって包丁の使い方分からないんだったもん。」


「そう言えばお前、調理実習の時俺にやらせてたな。」


「な、何の事かな?」


「白々しいな。

そう言えば蓮、

後でウズルさんが来てと言った。」


「ん、ああそう。」


「俺もまだ仕事あるからそろそろいくわ。」


「え、もう?」


「うん、後かたずけしたらすぐに行く。」


「そーかー。」


「じゃあ泰智の用事か終わったら行こうかな。」


「十分待って。」

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