目の謎
「最近私観葉植物を育てるのにハマってるの。」
「観葉植物を育てて何するおつもりなのですか?」
「特に理由はないわ。ただ私の趣味で始めたの。だから、貴女も何か趣味を見つけると話の話題とかも増えるわ。」
「なるほど、そうやって友達を増やしていくのですね。」
アリアとミユは泰智を叱り終え愚痴を言い合っている内に仲良く話し合っていた。
「良かった、あのままずっと怒られるのかと思った。」
「全く、この人を連れてくるのなら先に言いなさい‼」
「昔何があったんですか?」
「魔術師が集まって会議する場で少し緊張してたから氷を背中に入れて発狂させちゃった。もう四年も経つんだから許してよ。」
「それは何年経っても忘れられないですね。」
「今年は絶対に席隣にならないよう今から問い合わせようかな。」
「…話は変わるんですけど、ミチさんとペイトンさん。ミクロやアリアの目って何があるんですか?」
「そうね、もしこの話をレン達に言ってもいいけど、絶対に他の人には言わないでね。」
「分かりました。」
「ミクロとアリアの目は…六賢者の力が宿ったもの。」
「六賢者?女神や魔王関連?」
「六賢者は、女神と魔王の戦いの中で現れた人間達のこと。それぞれ得意な戦法で戦っていたわ。」
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