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世間を知らないお嬢様
「ペイ…トン?」
扉越しから覗くようにアリアが顔を出す。
「起きましたか。」
「その、怒ってる?」
「当たり前です、言いたい事が山程ありますがまずこの場合言うことがあるでしょう?」
「な、何を言うの?」
「彼にごめんなさいでしょう。」
「え、あの、その。ごめんなさい。」
「生きてたから大丈夫ですよ。」
「アリア様は今の通り種族的な問題で外とかも出れず友達もいなく使用人のホムンクルスも自分に与えられた使命だけ行う。そんな環境下でアリア様は世間一般の常識や挨拶などが分からないのだ。」
「ちょ、止めてよ‼本当の事だけど止めて‼」
「ですので、魔術を教えると共に普段の人が過ごし方や挨拶などを教えるとアリア様の親方に言われました。ですが、私もそんなに人と接していないから少し別の人を探しているんです。」
「それで、何を?」
「誰か友達と」
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