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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
874/1019

暴走状態

「…。」


 ついには言葉も発さずに当たり一体を大規模な魔法を放ち屋敷が崩れ始める。泰智は柱に括り付けていたホムンクルス達を開放し全員移動魔法で外に出た。その代わり魔力は残していた分が尽き一段と体が重くなる。


「あ、危なかった‼お前ら大丈夫か?」


 ホムンクルスの一人が立ち指で他の人達を数え親指を立てる。


「全員いるんだな良かった。」


 安堵した時、門の方からペイトンが走って来てあまり驚いてはいなかったが泰智に話しかける。


「お嬢様は⁉」


「急に無差別に魔法を使用してきた。」


「やはり。こんな事に巻き込んで申し訳ない。でも、今は貴方の手を借りたい。事情を含めて後で言う。」


「具体的に何を?」


「お嬢様の気を引いて魔法を弾くか何かして数秒耐えてほしい。」


「…良いよ。嘘偽りなく何故あの状態になったのか話してくれるんだったら。」


「このような事、人に頼むものではないが。」

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