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俺達の冒険物語  作者: 梅松
村発展編
87/1019

その2

「うぇー、シャリシャリする。

やっぱりパンの方が良かった。」


「お前がじゃんけんで決めようなんか言うからだ。」


俺と早苗は、早苗の作った朝御飯を食べている。


「野菜切ってないから結構量が多いよ~。」


「自業自得だろ。」


「泰ちゃん、これ食べて。」


「うわ、せこい。」


「今全員の朝御飯を作ってるから無理。」


「ぐぬぬぬぬ。

……蓮ちゃん、これ」


「俺はもう自分の分を食べた。

そもそも何で俺も食べなきゃいけなかったんだ?」


「連帯責任だ。」


「じゃあ蓮ちゃん、これも連帯責任で食べて。」


「誰が食べるか‼

ナッキー達にでもあげろ。

多分喜ぶぞ。」


「それだったら自分で食べる。

……で、でもこの量はさすがに。」


「俺多分それ食ったら今日は動けそうにないな。」


「うぬぬぬ、

やっぱり泰ちゃん食べて。」


「ハァー、俺あんまり人が食べた後は嫌なんだけどな。

何かかわいそうだから食べるよ。」


「え、本当?

やったー‼」


「おいおい、あんまり早苗を甘やかすなよ。」


「大丈夫だ蓮。

早苗、その代わり、お前に料理を教えてやる。」


「う、結構です。」


「じゃあそのサラダは自分で責任とって食べるんだな。」


「……わかったよ。

料理教えてもらうよ。」


早苗はむす、とした顔をする。


「さて、朝御飯もできたし頂くか。」


「わーい、いっただっきまーす。」

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