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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
866/1019

館へ

「仕方ありません。あまり使いたくはありませんが。」


 アリアは立ち上がり泰智の首元を一回だけ触りすぐさまソファーに座る。


「何したの?」


 不思議そうに見てた早苗はアリアの隣に座り聞く。アリアはクスッと笑いながら「眷属にしか掛からない魔法を掛けました。」と言った。


「どんなの?」


「私の住む館に来ないと体の自由を奪う呪いです。」


 それを聞いた泰智は目に手を当てる。


「呪いって言ったよこの人⁉」


「おい、流石に度が過ぎてるぞ?」


 ジャックが立ち上がろうとすると、アリアは首を傾げていった。


「愛というのは度が過ぎるものでは?欲しいがゆえに乱暴になる。そこまでして欲しいのです。人も同じでしょう?」


「まぁ、一理あるな。」


「では、参りましょうか、貴方♡」


 曇りなき笑顔で泰智に言うと、泰智は深い溜め息をつき落ち込む。


「…はぁ、行くしかないのか。悪いみんなすぐ帰ってくる。結婚はしないから安心しろ。」


「そうですね。まず互いの両親に挨拶しなければ。」


「そこの吸血鬼さんは聞いてないな。まぁ、お前の事だから怪我しないように。」


「りょー。」


「必ず帰ってきてね。」


「安心しろ。変な事になったら本体あいつに任せるから。」

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