若い神父
協会の中に入ると、左右に二十個程の横に長い椅子が置いてあり奥には十字架を持った銅像とその前で何かの本を持って読んでいる神父がいた。
「協会ってこんな感じなのか?」
「人もあの神父以外居ないな。」
「帰る?」
帰ろうとした蓮達は扉を閉めようとしたときその神父が「聖戦」と聞こえジャックに聞く。
「なぁ、聖戦って何か分かるか?」
「聖戦ってのは、大昔に起きた魔王と勇者の戦いだ。それが?」
「あの神父がそんなことを言ってたから。」
蓮は再び神父の方を見ると、本をパタンと閉じこちらに振り向いた。
「失礼、人がいるとは思いませんでした。」
そう言って神父は蓮に近づいてきた。その神父は見た目からして二十代で若いのに神父をやっているなと三人は思った。
「それで、何か用が?」
神父は落ち着いた声で蓮達に話しかける。
「すいません、少し協会ってのが気になって。それより、さっき聖戦って言ってましたが。」
「あぁ、ここ最近良くないお告げと時期なのでそう呟いたんです。」
「時期?」
「えぇ、今までの聖戦の終わった後、大体五十年後に女神と魔王が転生し聖戦が始まるのです。もちろん、ズレはありますが。」
「…もっと詳しく聞いても?」
「最近、協会に来る人が少なくて暇しているので良いですよ。」
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